「個人でネットショップを開業したいけど、方法がわからない。」
「売りたいものがあるんだけどネットでどうやって売ればいいの?」
「ネットショップってすごくお金がかかるんじゃ…」
ネットショップをこれから開業するのに、様々な疑問が湧き上がってきます。
・これから個人でネットショップをはじめたい初心者の方
・いざネットショップを始めて見たけど、上手く進んでいない方
・ネットショップをするにあたって、知識を高めておきたい方
開業資金や出店サイト、仕入先や具体的な手順まで、初心者でも迷わずネットショップが開業できるようお伝えします。
ネットショップ開業資金はいくらかかる?
ネットショップサービスは数多くあり、利用する料金も様々です。
しかし開業資金といっても、実店舗を持つよりも低予算でスタートできるのがメリット。
比較的開業資金を低価格で初められるネットショップを、3つご紹介します。
BASE
無料で簡単にスタートできるのが人気のBASE。
登録料・月額料金が無料なので、資金リスクなく気軽に初めることができます。
ただし、商品が購入された際、購入金額に対して手数料が発生する仕組みです。
・クレジットカード決済手数料(3.6%+40円)
・サービス利用料(3%)
・振込手数料(一律250円)
・事務手数料(2万円未満の場合500円、2万円以下の場合0円)
商品が売れれば手数料が発生しますが、開業するにあたって、最初の初期費用が無料なのは嬉しいところです。
stores
こちらは無料プランとプレミアムプラン(月額980円)があります。
まずはネットショップ初心者には、無料のフリープランから初めてみてはいかがでしょうか。
アイテム出品に制限がありますが、ネットショッピングの仕組み理解するには十分です。
無料プランの場合、初期費用・月額料金無料です。かかる手数料は、
・クレジットカード決済手数料(5%)
のみになります。
無料プランは制限があるので、最初からしっかりショップを構築させたい場合は、有料プランがおすすめです。
カラーミーショップ
無料でスタートできるプランはありませんが、本格的にネットショップを運営されたい方には最適です。
・初期費用 3,240円
・エコノミー 900円
・スモール 1,332円
・レギュラー 3240円
・ラージ 7,800円
・販売手数料0円
・カード決済手数料4%~
銀行振込手数料は無料ですが、カード決済手数料が4%~と若干高めです。
プランが4種類あるので、最初は一番リーズナブルなエコノミーからはじめるのがおすすめです。
まずは初期投資は完全に無料にしたい方は、「BASE」「STORES」から初めてみてはいかがでしょうか。
ネットショプ開業は、リアル店舗と違いとっても簡単です。
まずは開業するにあたっての手順を、一つ一つ見ていきましょう。
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ネットショップ開業方法
ネットショップはリアル店舗と違い、開業が簡単です。
スタートは簡単ですが、ここできちんと戦略をたてておくのが失敗しないコツです。
1.売りたい商品を決める。
まずはネットショップをオープンさせるにあたって、「何を販売するか?」を明確にしておきましょう。
オープンしたものの、「何を売っていいのかわからない」では元も子もありません。
既に売りたい物が決まっている方は、ネットショップサイトに登録して、どんどん販売していきましょう。
2.商品の写真を美しく撮影する。
売りたい商品が決まれば、きれいな写真を用意しなければいけません。
ネットショップ販売で最も重要なのは写真です。
いくら良い商品を取り扱っていても、写真がお粗末でいまいちでは、売れなくなってしまいます。
まずは商品を様々な角度から撮り、できるだけたくさんの写真を撮って用意しておきましょう。
3.出店したいサイトを決める。
売りたい商品と写真が用意できれば、次は出店するサイトに登録です。
最初は無料でスタートしたい方は、上記でご紹介した「BASE」「STORES」などがおすすめです。
登録は簡単にできるので、WEBに関しての専門知識は不要。
ネットショップの場合は、内装や外装、店舗の家賃などが不要なため、低予算ですぐにお店が初められるのがメリットです。
しかしサイトによっては使える性能に違いがあるので、後々「あっちのネットショップサイトにすればよかった。」と後悔しないように、オープンさせるサイトの特徴をしっかり把握しておきましょう。
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ネットショップ開業比較5選
ネットショッピングサイトによって、機能やテンプレートなど様々です。
代表的なネットショッピングサイトの特徴を、簡単にまとめてみました。
ここでは、お値段については割愛させて頂きます。
BASE無料プラン
- テンプレート数 11種類
- 商品登録数 上限なし
- ブログ・メルマガ機能 あり
- 1商品の画像登録 5
- サポート メール・チャット
BASEならではの機能として、オリジナルのTシャツ、スマホケース、トートバッグなどのグッズを、在庫なしで販売することができます。
デザイナーさんやクリエイターさんに喜ばれている機能です。
受注販売になるので、在庫リスクもなく多く利用されています。
集客するにあたり、ブログ・メルマガ機能も無料で使えるので、売上アップに繋がります。
無料ですが機能も充実していて、使いやすい簡単機能で、初心者でも迷わず操作できます。
「初期はお金をかけたくない、でもどのサイトを選んでいいかわからない」
というか方には、高機能で操作も簡単なBASEがおすすめです。
stores無料プラン
- テンプレート数 9種類
- 商品登録数 5
- ブログ・メルマガ機能 なし
- 1商品の画像登録 4
- サポート メール
storesの無料プランでは、機能にかなりの制限があるので、BASEには劣ります。
全機能を使うには、月額980円プランにしなければいけません。
プレミアムプランになると、1枚の商品につき、画像が15枚まで登録できるので、洋服などのアパレル系を販売したい方にはstoresがおすすめです。
カラーミーショップエコノミープラン
- テンプレート数 14種類
- 商品登録数 上限なし
- ブログ・メルマガ機能 あり
- 1商品の画像登録 4枚~ プランによる
- サポート メール・チャット 電話
初期費用・月額費用はかかるものの、デザインテンプレートやスライドショーなどのカスタマイズが豊富です。
また、フリーページの作成機能があり、ショップの宣伝や紹介、イベントの告知など、自由にページが作れます。
たくさん機能があり、使いこなすのが大変ですが、少しネットショップに慣れている方や、かっこいいデザインのページを作りたい方にはカラーミーがおすすめです。
ハンドメイドマーケット
- 商品登録数 上限なし
- ブログ・メルマガ機能 なし 自身のフェイスブックやツイッターとの連携可能。
- 1商品の画像登録 5
- サポート メール
「手作りのものを売りたい。」
「オリジナルのハンドメイドショップを運営したい。」
というあなたにおすすめなのが、ハンズメイドマーケット。
登録・出品は完全無料です。
作品が売れた際に12%の販売手数料が発生します。
プロの方から、趣味でハンドメイド作品を販売している方まで幅広く利用されています。
メルカリ
- 商品登録数 上限なし
- ブログ・メルマガ機能 なし
- 1商品の画像登録 4
- サポート メール
爆発的な人気となり、中高生~20代に人気のフリマアプリです。
スマホから簡単に登録でき、商品画像アップや出品もスマホで全て完結。
会員登録や月額料金は0。
商品が売れた際に、販売手数料として10%かかります。
いきなりネットショッピングはハードルが高いという超初心者には、まずはメルカリで腕ならしをしてみてはいかがでしょうか?
お家にある不要なものを売って、ネットで物が売れる仕組みを理解しましょう。
メルカリは思わぬお宝が眠っている場合もあり、仕入れに役立つこともあります。
時間がある時に、どんな商品が出品されているかチェックしてみるのもいいですね。
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ネットショップを開業するにあたっての仕入れ先
ネットショップはしたいけど、仕入れ先がわからないという悩みを抱えている人が多くいます。
独自の仕入れ先がある場合は問題ありませんが、そうでない場合は、仕入れ先を探さなければいけません。
ネットショッピングで最も大変なのは、出品でなく仕入れです。
いい商品を見つけるためには、問屋街を歩いたり、海外のオークションをチェックしたりと、リサーチが必要になります。
仕入れ先は一つに絞らず、様々な角度から広い視野をもって、日頃からアンテナをはって起きましょう。
主な仕入れ先サイトとしてよく利用される海外サイトは、
・ebay
・アリババ
・海外アマゾン
などです。
国内にも仕入れサイトは数多くありますが、ライバルも多いです。
少しハードルは上がりますが、海外サイトから仕入れることも検討してみましょう。
ネット ショップ開業セミナー情報
ネットショップを運営するにあたって、トレンドや最新情報は常にチェックしておく必要があります。
「BASE」をはじめネットショップサイトでは、新規出店者に向けてのセミナーなども定期的に行っているようです。
その他にも、実際にネットショップで成功された方が、勉強会やセミナーなどを実施している場合もあるので、積極的に参加することをおすすめします。
思わぬ発見や情報が手に入ることもあるので、ネットショップを成功させるヒントにもなります。
ネットショップ開業方法まとめ
ネットショップはリアル店舗と違い、比較的少ない資金で簡単にスタートできることを、理解して頂けたでしょうか。
まずは売りたい商品、出店サイトを決め、開業に向けて一歩踏み出して見て下さい、
簡単にスタートできるものの、ネットショップは開業してからが勝負です。
途中で挫折、つまづかないためにも、しっかり戦略だてて、日々勉強し、スキルアップしていきましょう。