最近奥様がhuluに加入した事もあり、
せっかくなので色々映画やらドラマやらを見ています。
見ていると言っても、僕の場合神話の法則を意識しているので
ぼ〜っと見ているわけではなく、
「ここはこう言う目的の場面で、だから次はこんな流れになるはずだ。」
と予想しながら見てます。
神話の法則を学んでいれば大体の展開は予想出来
また、基本的な流れの中でも脚本家や監督さんの工夫が見られるとすごく面白い。
神話の法則とは?
神話の法則とは、簡単に言うと神話の基本的な流れの事で、
どこかの学者さんが数多くの神話を調べて見いだされた、
言い換えるなら主人公がヒーローになるための法則です。
ヒーローズジャーニー(英雄への旅)とも言われます。
この流れについて解説してある記事があったのでご紹介します。
神話の法則は、12のステージに別れるそうです。
本そのままの言葉ではないかもしれないですが、本質を外さず、ステージを並べると下記の通り。
1.日常の世界
2.冒険へのいざない
3.冒険の拒絶
4.賢者との出会い
5.第一関門突破
6.敵との戦い・仲間との出会い
7.最も危険な場所への接近
8.最大の試練
9.報酬
10.帰路
11.復活
12.帰還
出典:https://164s.net/542.html
これを意識して昨夜はhuluでセンター・オブ・ジ・アースを見ました。
これがまあ見事に1~12の流れを踏んでいるわけで、
神話の法則を学ぶのには良い映画でした。
神話の法則を学ぶと何が良いのか?というと、
この流れ自体が、主人公をヒーローにするながれなので、
例えばセールスレターをこの流れで書けば、
成約率が上がるわけです。
というか、反応の言いセールスレターは大体この流れで書かれていると言われています。
センター・オブ・ジ・アースでいうと、
1.日常の世界
日常の世界と言うより、自分がどれだけボロボロの人生だったか。
研究所が閉鎖の危機。
2.冒険へのいざない
ある日◯◯の理由で□□(商品)を知った。
兄、マックスの遺品からメモを発見。
3.冒険の拒絶
でも、信じられないのでヤル気(買う気)がなかった。
センター・オブ・ジ・アースではこれはなかった。
スターウォーズではルーク・スカイウォーカーが冒険に出るのを拒んでましたね。
ONE PIECEでは、ゾロもサンジもチョッパーもフランキーも、
あとウソップも海賊になるのを初めは拒みました。
4.賢者との出会い
賢者(メンターなど)との出会いでやってみる気になった。
センター・オブ・ジ・アースでは賢者は出てこなかったですが、
小説が、この役割を果たしてました。
5.第一関門突破
初めの試練がある。で、突破する。
トロッコに乗ってスリルのある場面です。
そのあと下に落ちていきます。何とか助かります。
6.敵との戦い・仲間との出会い
頑張ってやっていく中で様々なイベント(心の葛藤や出来事)などがあり、
同じ志を持つ仲間が増えていった。
名前は忘れましたが、ガイドの女の子が仲間になりました。
順番的にはこちらが5になってますが。
7.最も危険な場所への接近
接近してこてんぱんにやられる。
すごいピンチに陥る。
地球の中に落ちていって、脱出しないと72時間以内に死んでしまう。
という設定でした。
で、脱出はかなり難しい、と。
8.最大の試練
色んな危険を突破して最後に地表に出られそうな噴射口に辿り着きます。
それまで色々危ない目に遭いながらですが、
言って見ればタイムリミットがある事が試練です。
9.報酬
これは単純にお金持ちになってましたね。
女の子もゲットしてましたし。
恋愛要素はとりあえず入れとけって感じではありましたが。
10.帰路
11.復活
12.帰還
10~12は描かれていないようでした。
最後に「次はここだ。」とアトランティスについての書物を出していたので、
これはⅡがあるぞ、と予感させるよう布石を打ってましたね。
センター・オブ・ジ・アースはこんな流れでした。
1〜12の流れを意識して色々見てみて下さい。
そこにある法則に頷けると思います。