こんにちは、真一です。
今回は、人脈作りのポイントを、お伝えしていきます。
人脈とは?
ただの顔見知りは人脈ではない
人脈作りっていうと一般的には、例えば異業種交流会なんかに参加して名刺交換しまくるとか、あいさつしまくるっていう感じですが、それは人脈作りにはならないです。
ほんとにそういう人っていますよね。
僕も、あるセミナーに参加した時に「名刺交換しましょう、みんなで」っていうようなことを講師の人が言ったんですね。
そうするとほんとにそこにいた100人とかの人が、名刺交換しまくるわけですよ。
「どうもこんにちは~」とか言いながら、「お仕事何やってるんですか?」とかいうんですけど、それじゃ人脈作りにならないですよね。
実際その時30人ぐらい名刺交換したんですけど、1人も今付き合ってる人いませんし、今どころか次の日から1回も連絡とった人いませんね。
なんでかっていうと、どうでもいいことだからですよ。
そもそも人脈っていうのは、顔見知りとか知り合いとか、そんな次元では無くて、まったく別次元の関係のことなんですね。
だから、ただ名刺交換しただけでは人脈づくりとは呼べません。
どんな人のことを人脈というのか
じゃあどんな人脈ならいいのか、どんな人のことを人脈と呼べるのか。
それはあなたの事を精いっぱい応援してくれる人のことです。
たとえばあなたが、本を出版するとしますね、本を出版する。
そしたら精いっぱい応援してくれるわけですよ。
Facebookでシェアしてくれたりとか、紹介してくれたりだとか、そういうことをしてくれるわけですよね。
たとえばあなたがお店をやっていると、飲食店をやってるとしますよね、飲食店をオープンしましたと。
その時にお花を送ってくれる人、これだとまだ人脈とは呼べません。
お花送ってくれる程度だったら、精いっぱい応援してくれてるかどうかってのは分かんないですよね。
じゃなくて、お店に来て料理を食べて、しっかり宣伝してくれる人ですよね。
それこそ食べログとかで、レビューを書いてくれる人です。
レビューを書く時も、僕の友達がやってるとかいう感じゃなくて、ほんとに1ユーザーとして1カスタマーとしてですね、お店に行って、「この料理がこういうふうに美味しかった」って、「このオーナーこのシェフは、こんなふうに素晴らしい、この味付けが絶妙である」と。
だからこういう人に来てほしいなというか、おススメですっていうような、そのレビューを読んだ人が、しっかり来たくなるようなことを書いてくれる人ですよね。
そういうライティングのテクニックとかは、ちょっと関係あると思うんで、そんなにうまく書けるかどうかは別として、そういう気持ちがある人のことです。
ほんとにこのお店を盛り上げたい、あなたのお店を応援してるから、そういう事をしっかりやってくれる人のことですよね。
こういう人のことを人脈って呼べるんですよ。
ちっちゃい例ですけど。
たとえば大きい例で言ったら、そうですねぇほんとにいい仲間って集まってるんですよね。
だから自分が必要としてる仲間がいたら、その人を紹介してくれるとか、僕の事を応援してくれてる人の方の中に、武術の世界チャンピオンのレノン・リー先生っているんですね。
リー先生、僕にほんとに色んな人紹介してくれて、今僕が、税金関係頼んでる税理士さんなんかも、リー先生の紹介で知り合った方です。
その前にも税理士さんいたんですけど、なんかめちゃくちゃ高くて、めちゃくちゃ高いし別にたいしたことやってくれなくて、なんかいい税理士いないかなぁっていうことを考えてたんですね。
あと自分の会社を株式会社にしようっていう時に、リー先生にちょっと相談したんですね、ポロっと。
名前を考えててってことで、株式会社にしようと思うんですけど、「名前どうしようかな~」って言った時に、名前の相談に乗ってくれて。
税理士も変えたいんですよねぇとかって言ったら、それこそ日本でほんとにトップクラスの税理士の先生を紹介してくれて。
日本でトップクラスというか、トップのグループがあるんですね。
税理士グループがあるんですけど、トップのグループを作ったその税理士の先生を紹介してくれて、その先生の所に行ったんですね。
しかも東京だったんですけど、リー先生一緒に来てくれて東京まで。
しっかりその先生との仲介をしてくれて、してくれたんですごく話しやすかったですね、そのえらい先生とも。
その先生から、「僕の住んでる地元の静岡に、いい先生いませんか?」って先生のグループから紹介してくれた税理士先生がいて、今その先生に色々やってもらってます。
ほんとにいい税理士先生で、紹介してもらってよかったなって思ってるんですけど、そういうのが人脈なんですよね。
分かります?
あなたのこと精いっぱい応援してくれる人の事を、人脈って呼べます。
だから、ただ名刺交換しただけの人とは違うんですよ。
人脈を作る方法とは?
じゃあどうしたらいいのかってことですよね。
どうしたらこういう人脈を作っていけるのか。
つまりあなたが、精いっぱい応援される人にならなければならないわけです。
あなた自身が精いっぱい応援される人に、足るかどうか。
これが重要になってきますよね。
そのためには色んな要素があると思いますよ。
お願いお願いってずーっと言っててもしょうがないわけですよね、仕事なんですから。
人脈はメリットやデメリットを超えたところにある
相手にとってメリットが無ければいけないし、メリットデメリットっていう関係をちょっと超えたところにあると思うんで、人脈っていうのは。
そのメリットデメリットってことに囚われずに、考えてください。
今僕メリットっていいましたけど、メリットぐらいは無ければしょうがないっていう意味です。
デメリットだらけの人とは誰も付き合いたくないですよね。
そういう意味でメリットっていう言葉を使いましたけど、もうちょっと上の概念ですね。
人脈っていうのは、ちょっと次元が違いますね。
ビジネスパートナーとか、ビジネス…なんですか、仕事仲間とかはメリットデメリットで付き合ったりする人もいるかも知れませんけど、もうちょい上の概念ですよね。
あなたが精いっぱい応援される人にならなければならないわけなんですけど、じゃあどんな自分だったら、今日初めて会った人に応援されるのかってことを考える必要がありますね。
どんな自分だったら、今日初めて名刺交換した人が、精いっぱい応援したくなるような状態なのかですよ。
異業種交流会なんかに行って、名刺交換しまくるというのは、まったく意味が無いってさっき言いました。
ただ名刺交換とかあいさつするのが悪いってわけじゃないです。
それが無駄という話じゃないです。
それは1つの手段としてOKです。
ただその先が重要なんですよ。
自分が精いっぱい応援される人になって無かったら、名刺交換しても意味が無いってことです。
自分だったらどんな人を応援したくなるか、を考える
じゃあどうやったら自分が精いっぱい応援される人になれるのか。
それを考える時に、自分がどんな人を精いっぱい応援したくなるだろうかってことを考えてみてください。
自分だったらどんな人を精いっぱい応援したくなるだろうか。
色々ありますよね。
こういう話をすると「私にはそんなにすごいところも無い」し、とか言うんですよ。
「すごいところも無いし、特殊な技術も無いし、頭も良く無いし」とかって言う人いるんですね。
だから応援されるような人間では無いとか、人がついてくるような人間で無いとか言う人いるんですけど、もうその考え方やめてください。
もう1回言いますね。
そのしょうも無い考え方を今、修正した方がいいですよ。
あなたそんなにしょうも無い人間じゃ無いし、なんの価値も提供出来ないような人間では無いんですよ。
一生懸命やっている人を応援したくなるもの
どんな人をあなた応援したくなりますか?
僕だったら、一生懸命やってるラーメン屋さんとか、応援したくなりますよ、やっぱり。
こないだラーメン屋さんに行ったんですね。
僕の地元に最近できたらしいラーメン屋さんがあるんですけど、豚骨ラーメン屋さんで。
行ってきたら、味はソコソコでしたね。
「お客さん、常連さん出来てきてますか?」って聞いたら、「あんまり」みたいな反応だったんですよ。
「いやお客さんもう、ぜひ常連さんになってください」って言われたんですけど、あんまり応援したくならなかったんですよね。
なんていうか、常連さんなってくださいって言って、なる人いませんよね。
なって欲しかったら、なりたいと思うようなお店にならなきゃいけないわけです。
逆にそんなこと言われなくても、応援したくなる人って、どんな人なのか、どんなお店なのかっていうと、めちゃくちゃ味が美味しいとかはありますよ。
めちゃくちゃ味が美味しかったら、ファンになりますよね。
でも、そういう技術が無いんだったら、どうしたらいいのか。
これまた僕の例ですけど、京都にいた時に、汚い飲み屋が近くにあったんですよ。
まぁ汚い飲み屋で、常連だらけなんです、ただそこは。
ちっちゃい居酒屋で、常連ばかりが来ている居酒屋だったんですね。
僕、初めてそのお店に行った時に、やっぱ入りにくいわけですよね、1人で行ったんで。
常連さんがいっぱいいて、そしたらそこの常連さんたちが、すごい僕のことを気にかけてくれて、色々話しかけてくれて。
なんでそういうふうになったのかっていうと、ここのマスターが、「お兄ちゃんどっから来たの?」とか、「お兄ちゃん何の仕事してるの?」とか、話題になるようなネタっていうのを振ってくれるんですよ。
そのネタに対して僕が、「こういう仕事してます、静岡から来たんです」とかって言うと、それを聞いた常連さんが話しかけてくれるんですよね。
それでそこで盛り上がるっていう、循環が生まれてるわけです。
これって特殊な技術なんですかね?
僕はそこがすごい好きで、週1ぐらいでいつも通ってたんですけどね。
別にたいした技術じゃないですよね。
「お兄ちゃんどっから来たの?」って言うだけですから。
別に料理とかもそんなに、すんごいめちゃくちゃ美味しいわけでも無かったです。
普通でしたね、まぁある程度美味しかったですけど。
そういうことなんですよ。
なので別にすごい技術が必要とか、応援されるに足る自分じゃ無いとか、そういう考え捨てましょうね。
どんな自分だったら応援されるだろうかっていうのを考える時には、どういう人を応援してるだろうか、したくなるだろうかっていうのを、考えたら分かってきますね。
だから、たとえばなんですけど、「金金金金」って言ってる人、あんま応援したくなんないですよね。
それとか、「それをやることによって、私にどんなメリットがあるんですか?」って、いちいち聞いてくる人って、応援したくなんないですよね。
仕事でやってる以上、対価っていうのを得ないと、生活できなくなっちゃうんで、それは必要なんですけどもちろん。
別にボランティアでね、ボランティアでやるっていうのも1つ素晴らしいことだとは思うんですが、ボランティアだけしてたら、立ち行かなくなっちゃうわけですからね。
まずは人を応援すること
じゃあどうしたら応援したくなるのか、人を応援したくなるのかっていうと、何にも無いんだったら、とにかく人を応援することですよね。
自分が人を応援すること、誰か応援してる人って応援したくなりますよね。
分かります?
言ってること、きっと分かってくれると思うんですが。
たとえばなんですけど僕こないだですね、地域の総会に出てきたんですね。
組長になったんで、地域の総会に出てきたんですよ。
そしたらテーブルとかを並べなきゃいけないんですね、テーブルを片付けなきゃいけなかったんですね、帰りに。
それ見てたら、この人応援される人かどうかってのが分かってきますよ。
テーブルを率先して片づける人、座布団を率先して片づける人、さっさと帰っちゃう人、色んな人がいるわけですね。
じゃあお聞きしたいんですけど、さっさと帰っちゃう人、率先して片づけに参加する人、どっちを応援したくなるかってことです。
それは明白ですよね。
みんなのために色々やってくれる人のこと、応援したくなるわけですよ。
こういうちっちゃいことでいいんですね。
ほんとに人を応援するっていうのは。
まずは小さな応援でよい
さっき言ったみたいな、ちょっとFacebookで紹介するとかその程度でいいんですよ。
だから、そういうことをまず自分がしてみるんですね。
自分が地域の組長会に出たんだったら、そういうことした方がいいし、「私組長じゃないですから」とかってね、こういうこと言うと、しょうも無い言い訳をする人がいそうなんで、一応言っときますけど。
たとえば、友達とランチに行きました。
ランチの注文をとってあげるとかでもいいですよね。
それとか飲み会に行きました。
お店の人が食器を片付けてくれるわけじゃないですか、だからお店の人に食器を運びやすいようにまとめてあげるとか、渡してあげるとか、その程度のことでもいいわけですよ。
誰でも出来ますよね、こういうことっていうのは。
たとえば、あなたがどこかのコミュニティに所属してるんだったら、そこのコミュニティの運営者は何を求めて、そのコミュニティを運営してるかって意図を考えてみるわけです。
意図を考えて、その意図その目的っていうのが達成されるために、自分に出来ることは何だろうかって考えて、それをやってあげるわけですよ。
それだけで応援されますよね。
この人ほんとに素晴らしいありがたいなっていうふうに、コミュニティ運営者なんかには思われるわけですから、そしたらこの人のこともっと面倒見てあげようとかっていうふうになってきますよね。
そういうことをただやっていけばいいわけですよ。
ほんとにこれはすごい大事なことです。
もちろんコミュニティじゃなくて、1番ちっちゃなコミュニティでいうと、家族がいますよね、家族。
ご飯食べました、食器洗ってあげるとか、食器片付けてあげるとか、ちっちゃい子供がいるんだったら、子供と遊んでおいてあげるとか、犬の散歩に行ってあげるとか、その程度のことでいいわけですよ。
その程度のことが出来ないのに、私を応援して応援して応援してって言ったって、するわけ無いでしょって話。
誰がしたくなるんですか?ってことですよ。
分かりますでしょうか?
でもそういうことが出来てくると、たとえば家で食器洗いが出来てくると、どっか行った時に気が回るようになるんですね、この人いい人だな~って思われるわけです。
そしたら興味を持たれたりして、どういうことやってるんですか?私こういう仕事してるんです、今こういうことやろうとしてるんですってことで、そっから話が始まって、じゃあ僕がいい人いるから紹介してあげるよとか、そういう転換に繋がってくんですね。
さっき言ったリー先生もそうでしたね、あるビジネスコミュニティの中で僕が講師をしてた時があったんですね。
実店舗経営をしているみなさんを集めて、半年間の講座をやってました。
その第1回目に、一緒に講師として呼ばれたのがリー先生だったんですね。
リー先生来てくれて、僕も講師としてしゃべって、いい話をしたんですけど、その後リー先生に、リー先生がやってるプロジェクトがあったんですけど、プロジェクトの相談に乗ってほしいっていうことを言われました。
プロジェクトの委員長みたいな方がいたんですね。
委員長の方を紹介すると。
その人、元大蔵省の方で今ホテルの経営者やってるんですけど、その経営者の人を紹介するんで、その人と話をしてくださいっていうふうに言われて、話をしてたんですね、その大蔵省の人と。
そのリー先生のプロジェクトの内容なんかをですね、仕組化ですね、仕組化に関して色々アドバイスさせてもらいました。
そういうご縁があったからこそ、そういうことをやっていたからこそ、ポロっと僕が会社の名前どうしようかなって言った時に、そういう紹介をしてくれたんだと思いますね。
そういうことをしっかりやっていくと、人生どんどんどんどん開けていきます。
人には返報性の法則がある
よろしいでしょうか。
まずは人を精いっぱい応援してみてください。
そこから人生開けてます。
その結果、あなたの周りには精いっぱいあなたを応援してくれる人が集まりますからね。
なんでかって言うと、人には返報性の法則があるからです、返報性の法則。
何かいいことしてもらったら、いいこと返そうっていう心理が必ずあるんですよ、人間には。
だからそうなっていくんですね。
逆にこの心理が無い人には、初めっからあなたを利用しようと思ってる人です。
だからそういう人には別に協力しなくていいですよ。
変な詐欺師みたいな奴が出てきたら、まったく協力しなくていいです、そういう人には。
ただただ、あなたの良心っていうのをうまく利用されるだけですからね。
じゃなくて、ほんとにいい人には、精いっぱい応援してください。
ただ、もちろん見返りを求めて応援するんじゃなくて、見返りなんか来ないと思ってください。
ほとんど来ないと思ってくださいね、来ないと思って応援してみてください。
たとえその人から、なにか帰って来なくても、他の人から帰ってきたりもしますからね。
よろしいでしょうか。
ちょっと長くなったんでまとめますね。
人脈作りのポイントなんですけど、それは自分が精いっぱい応援される人になるってことです。
そのためには、誰かを精いっぱい応援しましょう。
そしたら返報性の法則が働いて、あなたの周りにあなたを精いっぱい応援してくれる人が集まります。
そしたらあなたはどんどんどんどん上のステージに上がって行けますからね。
そのきっかけとして名刺交換とかっていうのはありですよって話でした。