こんにちは、真一です。
僕は昔、デール・カーネギークラスに入っていた事があるんですが、そのデール・カーネギーで有名な「人を動かす」という本について、今回は解説していきたいと思います。
この解説を読んでもらったら、デール・カーネギーの「人を動かす」っていう本に対する誤解が、色々解けますんで是非参考にして下さい。
音声はこちらです。
※YouTubeの字幕をONにして御覧ください。
その誤解っていうのは「人を動かす」っていう、この日本語のタイトルから連想させるものが、「人をコントロールする方法」だっていうことですね。
人をコントロールする方法をこの本には書いてあるんだっていう反応をする人いますけど、それは大きな誤解です。
この本の英語訳っていうのは、「How to make freiends」なんですね。
だから友達を作る方法なんですよ。
決して人をコントロールする方法を説かれた本じゃないので、そこを解説していきたいなと思います。
では早速ですが、「人を動かす」の構成をまず確認したいと思います。
この本っていうのは4部構成になっています。
まず第1部が「人を動かす3原則」、第2部が「人に好かれる6原則」、第3部が「人を説得する12原則」、それから第4部が「人を変える9原則」ですね。
あと、「幸福な家庭を作る7原則」という付録が付いてます。
この2部が「人に好かれる6原則」となっていますが、人に好かれることによって人を動かそうっていうことですね。
全体で言われているのはそういうことです。
というよりむしろ、「人に動いてもらえるような自分になっていこうね」っていうのがこの本のテーマですので、そこをおさえて読んでいったらいいんじゃないかなと思います。
デール・カーネギー「人を動かす」3原則〜第1部〜
まず第1部が「人を動かす3原則」ですが、
- 1.「批判も非難もしない、苦情も言わない」
- 2.「率直で誠実な評価を与える」
- 3.「強い欲求を起こさせる」
っていう風になってます。
1.非難も、批判も非難もしない、苦情も言わない
1つ目の「非難も、批判も非難もしない、苦情も言わない」っていうのは、これは歴史上の偉人を取り上げて、その人のエピソードから「批判も非難も苦情も言わない方がいいよ」ってことをお伝えしてます。
往々にしてですね、誰か人を動かせない人っていうのは、非難ばっかりしたがるんですよね。
非難ばっかりしてその人を動かそうとするんですけど、結局のところ非難された人って反感を持つので、動かないですよね。
喜んでは動かないし、もし動いたとしても効率が非常に悪い動き方をしますね。
会社の社長に命令されて、「おまえなんか全然仕事できねーな。もっとやれよ」みたいなこと言われて、「動きたくないけど仕事だからしょうがない」と動いても、生産性は上がらないわけです。
この中でカーネギーはこんなことを言ってます。
「人を批評したり非難したり小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者でもできる。そして馬鹿者に限ってそれをしたがるものだ」。
それからもう一つ、これ非常に重要なことです。
「およそ人を使う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。
相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち自尊心と虚栄心によって行動するという事をよく心得ておかねばならない。」
人っていうのは感情で動くんですよね。
「理論があってさえいればその通りに動く」っていうことはありません。
それだったら、経済学が理論だけで成り立つんですけど、そんな簡単ではないっていうのは人は感情で動くからです。
はい次行きましょう。
2.率直で誠実な評価を与える
これは「どんな人間でも何かの点で私よりも優れている。私の学ぶべきものを持っている」ということですね。
これと似たようなことは、パナソニックの松下幸之助さんも言っていますね。
誰かと初めて会った時に、「この人は私より優れているところがあるという目で見ていた」という風に言われています。
人の粗探しっていうのは、しようと思ったらいくらでもできるわけですよ。
僕はこうやってしゃべってますけど、「この人よく噛むな」とか、そういう所をね、探そうと思ったらいくらでも探せるはずです。
でも率直で誠実な評価を与える、「この人私より優れている点がどこかあるんじゃないのかな」っていう風にみたら、その優れている点を探してそこから学ぶことができるわけですよね。
例えば、「自分の旦那さんがこう嫌だな」っていう奥さん結構いますよね。
でも、旦那さんのいいところを見ようとしたら、旦那さんって外で一生懸命働いてるんですよね。
家族の為に働いてると、勿論色々ね嫌なこと言ってくると思いますけれども、それでもやっぱり家族のことを思って毎日何時間も働いてるわけですね。
そういう所見ていったら、やっぱり「旦那さん素敵だな」っていう風になっていきやすいと思います。
はい次行きましょう。
3.強い欲求を起こさせる
「常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える」ってことです。
はい、これよく言われてることですよね。
「正義が戦争を作る」っていう言葉があります。
正義の押し付け合いが相手の批判につながるからそれによって争いが起きると、宗教戦争なんかいつもそうですよね。
宗教の違いによって、争って大きな戦争に発展してしまう訳です。
だから例えば、自分がキリスト教で相手がイスラム教だとしても、
「あなたのイスラム教の神様いいよね、でも私のキリスト教の神様もすごくいい人なんですよ」
「お互いいい人についていけてよかったですね」
っていうような感じでやっていけたらそんな争いも起きないわけですよね。
相手の立場に立ったら、相手はイスラム教なんだからイスラム教の神様を信じるのが当たり前だし、こちらの立場に立ったらキリスト教の神様を信じるのが当たり前だし、お互いそれでいいじゃないですかってことですね。
強い欲求を起こさせるにはそういう相手の立場に身を置いて、相手の立場を考えることが重要です。
これは子育てでもよくあります。
僕は今真っ最中なんですね、子育ての。
息子が1歳半なんですけど、その1歳半の息子がipad見たがるんですよ。
ipadでYouTubeをよく見たがるんですね。
でも食事の前にipadばかり見てると、食事に移行するのが非常に難しいんです。
アンパンマンのYouTubeとかよく見てますから。
じゃあ相手の立場に立って考えます。
息子にとっては「YouTubeをみたい」がある、そしたら「YouTubeを見れるんだよ」っていう状況を相手に伝えて食事に誘えばいい訳です。
YouTubeみたいんだねと、「じゃあ今からご飯食べてお風呂入ったらYouTube見ていいよ」っていう風に持っていけばいい訳ですよ。
息子からしたら「YouTube見れるんだ」ってことで、ご飯をしっかり食べるわけです。
まあ食事の場になったらそのこと忘れてますけどね。
でもそういう風に「相手のメリットになることを提示して、提案する」っていうのは非常に重要ですね。
その為に相手の立場に立つってことです。
これが1部で言ってる3原則ですね。
もう一回まとめますね。
「人を動かす3原則」は、
- 1.批判も非難もしない、苦情も言わない
- 2.率直で誠実な評価を与える
- 3.強い欲求を起こさせる
っていうことです。
はい第2部行きましょう。
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1.誠実な関心を寄せる
カーネギーが言っているのはこんなことです。
「我々は自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」。
これは合コンとか行くとわかりやすいですよね。
合コン行ってモテル人とモテない人の違いっていうのは、話し上手かどうか。
話し上手かどうかっていうのは、自分が話ばっかりすごいする人じゃなくて、人に話をさせる人ですよね。
「初めまして」と、「名前何とかです、どっからきたんですか」と、「愛知から」「愛知はどこですか」と、「名古屋です」「あー名古屋ですか、名古屋っていったらやっぱどえりゃーでっかいエビフライとか言うんですか」「そんなこと言わないんですよ…」
とかって、会話が盛り上がっていく訳ですよね。
そういうことができる人っていうのは、「面白い人だな、この人話がうまいな」っていって話が弾んで、好かれやすくなりますよね。
自分の話ばっかしてたら意味ない訳です。
「僕は静岡県出身でね静岡は魚が美味しくて、自分が住んでるヤエズっていう町はカツオとさばが有名なんですよ」…
とかいう話をしたって、そうなんですかっていう感じですよね、どうでもいいよって話じゃないですか。
じゃなくて自分の話ばっかりしないで、相手の話を引き出せるっていう能力があるとどこにいっても好かれやすくなります。
その為には誠実な関心を寄せるっていうのが重要ですね。
これのポイントは、誠実な関心を寄せるってことです。
その人の前に立ったら、「自分はその人に興味がある、この人が好きだ、この人についてもっと知りたい」、っていう風に自分に思いこませるようにすると、勝手に質問なんか出てくるようになるんで是非やってみて下さい。
僕も商談の時はよくやってました。
ほんとは仕事の話をするべきところですけれど、「その人個人についてもっと知りたい」っていう風に思って話を進めていくと、もうめっちゃ会話が盛り上がるんですよね。
あんまりずれすぎると商談決まんなくなっちゃうんで、そこはセーブする必要がありますが、でも関心をしっかり寄せていくと会話盛り上がりますんでね、相手も嬉しいですし、これはほんと真実だなと思いますね。
2.笑顔で接する
これはいうことありませんね、笑顔で接された方が誰だって嬉しい訳ですね。
3.名前は当人にとって最も心地よい、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れてはならない
これは僕失敗談がありまして、ある友達の結婚式に行ったんですね。
結婚式って友達の友達が来てるじゃないですか。
友達の友達って僕ほとんど知らないわけですよね。
更に友達の友達の奥さんも来てたりするんですよね。
その奥さんも初対面です。
だから自己紹介して、「よろしくお願いします」みたいな感じで、そういう場があったんですけどね。
その後1時間ぐらいして、またその奥さんと話す機会があったんですね。
その時名前間違えちゃったんですよ。
本当に申し訳ないんですけど、名前を間違えちゃったんですね。
そしたらその奥さんムッとしちゃって、気まずくなったっていう経験があります。
それは僕が悪いんですが、そのぐらい名前っていうのは当人にとってすごく大事なものですから忘れないようにしましょう。
僕はその経験を元にして、それからは名前聞いたら必ずメモするようにしてます。
今だったらiphoneありますからiphoneのメモにその人の名前とか特徴・家族構成・聞いたことを、しっかり書くようにしてます。
一回書くと結構覚えるものです。
しかも、忘れたとしてもそこにメモが残ってるから思い出すことができます。
ちょっとした気遣いなんで、是非やってみて下さい。
4.聞き手に回る
「自分の話ばかりしないで、相手の話を聞きましょう」っていうことですね。
聞き手に回るっていうと、質問攻めみたいにする人いますけど、それは気を付けて下さいね。
「どっから来たんですか?」「愛知です」とか言って、「愛知のどこですか」とかって、あんまり質問ばっかりすると、尋問されてるような気分に相手はなるんですよ。
ポイントはリアクションです。
「どこから来たんですか?」と質問して「愛知です」と返ってくるとします。
そうしたら、「えー愛知から来たんですか、何とかですね」とか「愛知っていったら名古屋城ですよね、名古屋城行ったことあるんですか」みたいな感じでリアクションをとる。
さらに「無いですよ」とか返ってきたら、
「無いんですか?名古屋城行ったことないんですか?やっぱ地元の人ってそういう所行かないんですね、僕も静岡ですけど富士山登ったことありませんしね」…みたいな。
リアクションしっかり取って下さい、このリアクションとれるかどうかっていうのはとても重要なので。
一回練習してみるといいと思いますよ。
聞き上手な人って、リアクション上手いですよね。
5.相手の関心を見抜いて話題にする
じゃあどうやったら関心見抜けるのかって話ですよね。
僕は行商やっていた時に、玄関に入ったら必ず玄関になにがあるかっていうのを見てました。
例えば、写真とかおいてある場合があるんですよね。
写真が置いてあったら、「これどこの写真なんですか」とか聞いてました。
その場所に飾ってあるっていうことは結構話題にしたい内容なんですよ。
「ここ、いつ行ったんですか?誰といったんですか?ご主人といったんですか、仲いいですね」とかね。
それとか置物とかおいてある場合がありますね。
そしたら「この置物なんですか」、とかいう風に質問するんですよ。
なぜならそれが相手の関心だからです。
ある日、ピンポン押したら、あるおばあちゃんが出てきたんです。
玄関入ったら、玄関のところにどんぐりに顔を書いたものがいっぱい置いてあったんですよ。
これ何なんだろうなって僕思ったんですけど、これお孫さんが書いたんじゃないかなって思ったんですね。
「このどんぐりってお孫さんからのプレゼントですか」って聞いたんですよ。
そしたら、孫はもう大きくて、孫からもらったんじゃないんですよね、うししししっていう感じで笑ってたおばあちゃんがいたんですけど。
「これ何ですか」って言ったら、「私が作ったのよ」って、そしたらその話題でもちきりになっちゃったことがありました。
そういうことよくありますね、もちろんいっぱい買っていってくれましたけどね。
はい、ピンポン押したら、相手の関心を見抜いて話題にするっていうことを心がけましょう。
玄関入んない場合だったら、相手のファッションとか注目するといいですよ。
ファッションでしかもワンポイントにしているところ、例えばポケットチーフだったり、スカーフだったり、女性の場合だったら靴は非常に重要にしますから靴の話題出すといいですよ。
話題出すっていうより、「その靴素敵ですね」とか「その靴似合ってますね」とか。
女性って本当にファッションに関しては気を遣ってますから、「今日のコーディネート素敵ですね」とかひとこと言ってあげるだけで会話弾みやすくなります。
「そんなこというの恥ずかしいです」っていうような方もいますけれども、それは愛が無いですよね。
相手がせっかくその日のファッション考えて決めてきてるんだから、それに対して褒めてあげるっていうのは、これは愛です。
恥ずかしさとかおいといて、しっかり褒めてあげましょう。
相手にエネルギーを与えたら相手は自分のこと好きになってくれますから、なんか言った時にお願い聞いてもらいやすくなりますよね、はい。
6.重要感を与える、誠意を込めて
「人は誰でも、他人より何らかの点で優れたいと思っている。
だから、相手の心を確実に手に入れる方法は相手が相手なりの世界で重要な人物である事を率直に認め、その事をうまく相手に悟らせることである」。
もう一つ言ってるのは、
「人と話をするときはその人自身のことを話題にせよ。
そうすれば相手はいつでもこちらの話を聞いてくれる」。
これもさっきから言っていることと全く同じですね。
人間の3大欲求と言われるものが、睡眠欲・性欲・食欲ですね。
この3大欲求の次にあるのが、「自己重要感を求める欲求」だと言われています。
これはデール・カーネギーが言っていますね。
自己重要感を埋めてあげる事ができたら、相手はかなり満足するわけです。
だからそれをやりましょうっていうことですね。
ちなみに自己重要感を埋めてくれる人っていうのはなかなかいないんですよね。
食欲だったら食べればいいんですけど、そういう風にならないと、自己重要感埋める為には、例えば、へたすると買い物しまくっちゃったりするわけですよね。
あと、高級車を無駄に買っちゃったりとか。
無駄にデカい家に住んでみたり、男性だったら彼女いっぱい作ってみたり、そういう風にして自分は重要な人物であるっていうのをアピールしたりとか、自分自身に言い聞かせようとします。
でもそれじゃあ埋まらないんですよ。
そんなことしても埋まらない。
それで人が集まったとしても、単に車に寄って来てるだけだったり、「いっぱい彼女がいる」っていう現実にその手の人が群がってきてるだけの話なんで、あなた自身に価値があると思ってきてるわけじゃないんですね。
だからそういう風にして自己重要感を埋めようと思っても何にも意味が無いです。
自己重要感を埋める方法っていうのは色々ありますけど、例えば、「あなたが重要だ」っていうようなことを、思わせてもらえたら埋まる訳ですね。
だから、それができる人間になったらかなり強いです。
「私にとってあなたは非常に重要である」っていうことを言ってあげるのが大事ですね。
はい次行きましょう。
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次から第3部に入ります。
これ12個あるんですけどね、「人を説得する12原則」、サクッといきますね、いっぱいあるんで。
1.議論に勝つ唯一の方法として、議論を避ける
議論っていうのは必ず避けるものではないんですが、できるだけ避けましょうっていうことですね。
だいたい人生において身を亡ぼすものっていうのは、喧嘩じゃないですか。
喧嘩、争いですよね。
でもその原因って実は些細なことだったりするわけですね。
本当に些細なことで、奥さんにうるさく言ってしまって出て行かれちゃうっていうことがありますよね。
「それまでにたまりにたまったものがある」って言われますけど、それも些細なことじゃないですか。
「靴がそろってねー」とかうるさいこと言われたりとか、「風呂洗ってねー、風呂のお湯がぬるい」とかね。
今日は味付けが薄いとか濃いとか、何かそんな些細なことの積み重ねで夫婦仲っていうのは悪くなっていってしまう訳ですね。
だからそんなことごちゃごちゃ言わないで、自分で靴ぐらいそろえればいいんですよね。
だからそういう議論とかそういうものを避けるっていうのが、議論に勝つ唯一の方法です。
はい次行きましょう。
2.相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
もう人は誰でも誤りを起こすものですね。
ただその間違いってのもこちらの立場で見た場合の間違いで、相手の立場から見たらそれが正しいってこと色々あるわけですよ。
「会社の利益を最大化したい」と、「利益を最大化するにはコストを削減しましょう」っていうのは一つの正しい意見ですよね。
でもコストを削減した事によって、お客さんが来なくなってしまうから、「それだったら接客の方とかお店のサービスの方にコストを更にかけてによって利益を伸ばしましょう」っていう考え方もあります。
この二つっていうのは背反するものですけれども、立場が変われば正しさや誤りっていうのは全然変わってくるわけです。
だから一々指摘しないっていうことですね。
じゃあどうしたらいいのかっていうことなんですけれども、それはいい方法があります。
相手とこちらの共通の理想の未来っていうのをしっかり確認するです。
「お店をより良くする、お客さんをより喜ばせる、それによってお店の利益を上げていく」っていう理想の未来を提示した上で、「じゃあその為にお互いの意見を出し合いましょう」っていう、そういう風にやっていくと無駄に誤りを指摘しないで済むと思います。
相手の意見に敬意を払うっていうのも非常に重要ですね。
はい3つ目行きましょう。
3.自分の誤りをすぐに快く認める
これができるかできないかってすごく重要ですね。
自分が間違ってたら「ごめんなさい」と言う。
それができる人は日本に居たら出世しやすいですね。
だっていつまでも自分の誤りを認めない人って、面倒くさいですよね。
はい次行きましょう。
4.穏やかに話す
僕は今かなり早口に話しちゃってますけど、普段は穏やかに話してます。
「結構話すのゆっくりだね」って言われたりします。
カーネギーはこんなことを言っています。
「もし、相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だとわからせることだ」。
彼の味方だとわからせることは重要ですね。
それからこういうことも言っていますね。
「相手の心が反抗と憎悪に満ちている時は、いかに利を尽くしても説得することはできない。
人間は自分の心を変えたがらないということを心得ておくべきだ。
人を無理に自分の意見に従わせることはできない。
しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変える事もできる」。
もうこれその通りですよね。
さっき言ったんですけど、人は理論で動かないんですよね。
人っていうのは、感情で動くんですよ。
なんで、その感情をこちらの味方につけるっていうことを心得るべきなんです。
じゃあどうしたらいいのかっていうと、そのうちの一つの方法が穏やかに話すってことです。
優しい気持ちでね、相手に関心を示しながら、話を進めていくのが重要ですね。
5.相手が即座にイエスと答える質問を選ぶ
心理学テクニックの中で、「イエスセット」というものがあります。
つまり、人間はイエスという答えを繰り返すことによって、一貫性の法則が働いて、こちらが何かお願いした時にも、イエスと言いやすくなるなんすね。
これは僕営業マン時代にかなりやっていましたね。
事前にその会社のことをリサーチしてからその会社に入っていくじゃないですか。
挨拶をして、「今日は天気がいいですね」「そうですね」、「御社は創立何年目なんですね」「そうなんですよね」とか、「創業者の方って何とかさんですよね」「そうですね」、とかという風にやってくわけですね。
「最近だとこういうことされてるんですよね」「そうですね」、とかそういう風に、イエスセットどんどんどんどん取ってくわけですよね。
そうすると、「イエス」という行為がとりやすくなってくるわけです。
相手がに一貫性が働くわけですね。
だから、ノーと言わせないのが非常に重要ですね。
はい次行きましょう。
6.相手にしゃべらせる
もうこれさっきから言ってる通りですね。
はい次行きましょう。
7.相手に思いつかせる
これはなかなかテクニックがいるというか、僕はあんまり得意ではないんですけどね。
でもやってるうちにどんどん上手になってきました。
カーネギーはこんなことを言ってます。
「人から押し付けられた意見よりも、自分で思いついた意見の方を我々ははるかに大切にするものである」。
その通りですよね。
だから僕は相手に思いつかせる時は、そのヒントになるようなことを質問していったりします。
質問していくと勝手に相手っていうのは、考えを巡らせることができますんで、その答えに行きつくようになる訳ですね。
だからこちらから答えを用意しておくわけですね。
そこに行くように誘導するっていうイメージです。
8.人の身になる、「これは相手の立場に立つ」っていうことと同じですね。
「相手は間違っているかもしれないが、彼自身誤っているのとは決して思っていないのである。
だから相手を非難しても始まらない。
非難はどんな馬鹿者でもできる。
理解することに努めねばならない。
懸命な人間は相手を理解しようと努める」。
っていうことですね。
相手の理解ってのはさっきからカーネギーさんが言ってることなんで、同じことですね。
9.相手の考えや希望に対し、同情を持つ
この同情を持つって有効です。
でも、すごいひねくれてる人だと反感もらったりするんでそこは気を付けて下さい。
僕の昔のお客さんで、母子家庭の方がいたんです。
すごく生活が大変そうだったんですよ。
僕自信も母子家庭で、お母さん働きながら僕とお姉ちゃんを育ててくれたんですね。
もう亡くなってるんですけど、そういう姿を見てたんで、そのお母さんにですね「女手一つでね、お子さん育てるって大変ですよね、わかりますよ」って言ったら、すごい怒られたんですよ。
すごい怒られちゃって「そんなあんたに私の気持ちなんかわかるわけない」みたいな事いわれちゃいました。
まれにそういう方もいるんで気を付けて下さい。
だいたい僕そうやって言うと、そういうお母さん達って、僕のこと好きになってくれてたんですけどね。
僕本音でそう思ってるんで、それ言うんですよ。
別にテクニックで言ってる訳じゃなくて、お父さんとお母さんがいても子供を育てるのは大変なことじゃないですか。
夜泣きが大変だったりとか、公園連れてったりとか、そういうちっちゃい時期を乗り越えて、小学校に上がり勉強させたり塾とか行かせたりして、中学校に上がり中学に上がっても部活があったりとか色々あるわけじゃないですか。
それを女手一つでやるって相当すごいなって僕思うんですよね。
だから、そういう気持ちがあるからそうやっていうんですけどね、その時は怒られちゃいましたね。
でも大抵の方っていうのは「わかってくれるんですか、ありがとうございます」っていう感じで言ってくれてました。
その人だけでしたけどね、こういうのはレアケースなんでちょっと例外だと思って下さい。
相手の考えや希望に対し同情を持つっていうのは、有効なことだと僕も思います。
はい10番目行きますね。
10.人の美しい心情に呼びかける
例えばなんですけど、僕が今いるオフィスのすぐ下で工事やってるんですね。
工事も、道路工事なんですけど、夜中にやってるんですよ。
ホントに1時とか2時とかに、工事のアスファルト削る音が聞こえてくるんですね、ビャーっていう、もうすんごいうるさいんですよ。
僕はその人達に文句言いませんけど、一生懸命やってくれてるから。
だけどもし文句言ったとしても、多分口論になるだけです。
むしろ反感を抱かせてしまって終わりですね。
でもここでですよ、
「すみません、1歳のね、あー生後半年の子供が起きちゃうから、なんかもうちょっと何とかなりませんかね。
ちょっと市役所から許可得てると思うんですけど、なんかね昼間にやってもらえると有り難いんですよね」
って言ったとしたら、ちょっと反応変わりますよね。
工事自体は予定が組んであるからなくなんないと思いますけど、友好的な関係は築けるはずなんですよ。
ちょっとうるさいからやめろっていうよりかはね。
だから相手の美しい心情に呼びかけるっていうのはそういうことです。
11.演出を考える
演出を考えるのは非常に重要だと僕は思っています。
例えば、誕生日のサプライズパーティーとかありますよね。
あれが一つの演出です。
ただまあサプライズパーティって今やありふれてますからそんなに驚かないんですよ。
もはや予測している状態でやってくれる時も結構あるじゃないですか。
だからその辺もうちょっと考えたいですよね。
それからこれは会話の話に特化してるんですけど、こんなことを言ってますね。
「演出の時代である。
特に真実を述べるだけでは十分ではない。
事実に動きを与え興味を添えて演出しなければならない。
公共的な手法を用いる必要がある」。
これナチスのヒトラーが天才的でしたよね、これに関しては。
アメリカの大統領選とか見てても、皆赤いネクタイしてたりとかしてますし、そういうのも重要なんですね。
色彩心理学において、赤いネクタイをしてる人はこれから出世していくっていう風に見えるとあるそうです。
そういう演出考えてくのも重要ですよね。
12.対抗意識を刺激する
これはね、ゲームにするっていうことですね。
僕ね、斎藤一人さん好きなんです。
例えば、斎藤一人さんが扱ってる漢方薬を販売する地域っていうのは「そのお弟子さん10人の中で売り上げがいい人から選べる」みたいな、そういうゲームがあったみたいですね。
今やってるかどうかわかりませんけど、そういう風に一人さんはゲームを色んな所に取り入れて、楽しくお店やってるから日本一の高額納税者になれるほどお金持ちになったわけですね。
はい今ですね、人を説得する12原則をお伝えしました。
- 1.議論に勝つ唯一の方法として、議論を避ける
- 2.相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない
- 3.自分の謝りを直ちに、快く認める
- 4.穏やかに話す
- 5.相手が即座にイエスと答える問題を選ぶ
- 6.相手にしゃべらせる
- 7.相手に思いつかせる
- 8.人の身になる
- 9.相手の考えや希望に対して、同情を持つ
- 10.人の美しい心情に呼びかける
- 11.演出を考える
- 12.対抗意識を刺激する
でした。
ここから4部に入っていきますね。
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1.まずほめる
褒めるっていうことは相手に対して心地良いことですから、ドーパミン出る訳ですよ。
ドーパミンとか、快楽物質ってのが脳内に放出される訳ですね。
そしたら、こちらの話聞いてくれやすくなりますし、仲良くしたいなって思ってもらえますよね。
だから、まずほめるっていうの大事です。
褒めるとき、口だけで褒めるんじゃなくて、笑顔で褒めるとかは大事ですよ。
褒めても、「口だけじゃないか」って思われても逆効果にもなりかねないので。
2つ目いきましょう。
2.遠回しに注意を与える
この遠回しに注意を与えるっていうのも、なかなかねどうやったらいいのってなりますよね。
カーネギーさんはこんなことを言ってます。
「人を批判する際、まず褒めておいて、次にしかしという言葉を挟んで批判的な言葉を言い始める人が多い。
ところが、しかしという言葉が耳に入るまで今の褒め言葉が果たして本心だったのか疑いたくなる。
結局は批判するための前置きに過ぎなかった事に思えてくる。
この失敗はしかしという言葉を、そしてという言葉に変えると成功に転じる」。
「この人私を説教するために、初めにテクニック的に褒めたんでしょ」っていう風に思われちゃうってことですよね。
「しかし」っていう言葉を使うと。
だからそこを「そして」に変えましょうねっていう提案ですね。
例えば、子供がテストで50点取ってきました。
その前のテストでは80点だったのに50点に落ちちゃいました。
これに関して、「30点も落ちちゃったじゃないの、どうするのあんた」っていうお母さん結構いますよね。
でも例えば、その子供が勉強一生懸命やってたとしまよね。
だったらしっかり褒めてあげるべきですよね。
「勉強一生懸命やってるね、偉いね」と、「だけど今回50点じゃなくて、一生懸命やってるから、だからもうちょっと勉強の効率を考えたらもっと点数伸びるよ」とかね。
そういう風に言ってあげたらいいですよね。
それが遠回しに注意を与えるってことです。
3.まず自分の誤りを話した後、注意を与える
誰かに注意されてる時っていうのはあんまりいい気持ちはしないわけですよね。
批判的な気持ちになることもよくあります。
だけどその注意をしてくる人が、「いや自分もかつてはこうだったんだけどね」っていう風に言ってくれたら、仲間意識が生まれますよね。
仲間意識が生まれた状態でこうしたらいいんだよって注意を与えてくれたら、「この人良い人やん」ってなりやすいですよね。
だからそうしましょうってことですね。
カーネギーさんはこんなことを言ってます。
「自分自身の誤りを認めることは、例えその誤りを正さずそのままにしておいても人を変えるのに役立つ」。
自分がね、そのできていないところをそのできないままになっていたとしても、人を動かせるってことですね。
また、こういうことも言ってます。
「人に小言をいう場合、謙虚な態度で自分は決して完全ではなく、よく失敗するがと前置きをして、それから相手の間違いを注意してやると、相手はそれほど不愉快な思いをせずに済むものだ」。
「自分はこんなにできるんだぞ、すごいだろ。でもお前はなんだよ」
っていうんじゃなくて、
「いや自分もあなたと同じ、あなたと同じなんですけどこういう所があってね。同じなんだけど、こうやってやってったらね、もっとよくなると思って今やってるんですよ」、とかね。
そういう風に言っていったらね、受け入れやすくなりますよね。
はい次行きましょう。
4.命令をせず意見を求める
これは僕よくやりますね。
「相手が今Aという行動をとっている。でもそのAという行動をとったらおそらく上手くいかないと自分ははわかっている」
ことがありますよね、だからBという行動をとらせたい訳です。
そんな場合は、「Bやんなよ」って言うんじゃなくて、
「今ねAという行動やってるけど、なんかもっと上手く行く方法ないかな。ここをこうしたいんだけど」
みたいな、そういう風にいうと、
「だったらこうしたらいいんじゃないですかね」
みたいな、Bに寄った意見が出てくるわけですよね。
そのままBの方に誘導していけばいい訳です、意見を求めるっていう形で誘導していく訳ですね。
5.顔を立てる
顔を立てるっていうのは、本当に大事ですね。
さっき名前の話が出てきましたが、名前と同じように顔を立てるっていうのは非常に重要です。
この前見たニュースで、どっかのお金持ちが集まる豪華客船で殺人事件があったんですね。
その旦那さんが奥さんを殺したっていう殺人事件だったんです。
なんで殺してしまったのかっていうと、そのみんながいる前で旦那さんのことをネタにして笑ったらしいですね。
おそらく、すごいいじられたんだと思います、その旦那さん。
もうカッと来て部屋に連れて行って、そこで殺してしまったっていう事件がありました。
そのぐらい顔をつぶされるっていうのは自尊心傷つきますし、頭にくることなんですよね。
だから絶対つぶしちゃいけません、絶対顔を立てないといけませんね。
これはね気を付けていきましょう、まあ当たり前のことなんですけどね。
6.わずかなことでも、すべて惜しみなく心から褒める
さっきから言っていることですね。
褒めるのは大事です。
7.期待をかける
期待をかける、誰かに期待してもらうとプレッシャーに感じる人もいると言われますけれども、全く期待されないのってちょっと寂しいですよね。
だからその人にとってちょうどいい加減の期待をかけるっていうのは、自尊心を満たしてあげることにつながります。
8.激励して能力に自信を持たせる
これはこういう風に書かれています。
「バカだとか、能無しだとか、才能が無いとか言って罵ることのは向上心を摘み取ってしまうことになる。
その逆をいくんだ。
大いに元気づけてやりさえすれば、容易にやれると思いこませ、そして相手の能力をこちらは信じているのだと知らせてやるのだ。
そうすれば相手は自分の優秀さを示そうと懸命に頑張る」。
もうこれ大事ですよね。
「僕はあなたができるって知ってますよ。
あなたはそういう能力があると、自分では思ってないかもしれないけど僕は色んな人を見ていて、あなたは素晴らしい能力があることがわかるから、もうちょっとだけがんばったらきっと上手くいく。
もうちょっとだけこの作業続けたらあなた伸びるよ」
っていうことを言ってあげるわけですね。
9.喜んで協力させる
ここで言われているのは、肩書や権威を与えるっていうことですね。
属っぽくなりますけど、ご褒美を与えるっていうことです。
軍人さんだったら勲章ってよく与えられていますよね。
例えば、僕のいる業界ではですね、インターネットマーケティングの世界ではメールマガジンっていうのを発行する企業がたくさんいます。
メールマガジンを発行して、相手の意見を求めたい時があるんですね。
相手の意見を求める時ってのは、メールに返信してもらう訳です。
「返信して下さい」っていうだけだと、なかなかね反応っていうのがよくないじゃないですか。
だからどうするのかっていうと、返信者プレゼントのような特典を与えるってことですね。
その特典っていうのも、なんか何パーセント引きとかじゃなくて、こういう会に招待しますよとかそういう特典であることが多いです。
どちらにしろ、肩書や権威を与えるってのは喜んで協力させる一つの武器になりますんで、是非実践してみて下さい。
はいこれも9つありましたね、第4部の「人を変える9原則」。
- 1.まず褒める
- 2.遠回しに注意を与える
- 3.自分の誤りを話した後、注意を与える
- 4.命令をせず意見を求める
- 5.顔を立てる
- 6.わずかなことでもすべて惜しみなく、心から褒める
- 7.期待をかける
- 8.激励して能力に自信を持たせる
- 9.喜んで協力させる
っていうことでした。
はいこれで、1部から4部まで解説してきました。
デールカーネギー〜幸福な家庭を作る7原則〜
最後に付録として、幸福な家庭を作る7原則っていうのがありますね。
簡単にお伝えします。
1.口やかましく言わない
まあさっきも言った通り、ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさい旦那さんって嫌われちゃうわけなんで、ごちゃごちゃ言ってしまう原因の方を考えた方がいいですね。
だいたい口やかましく言ってしまう原因っていうのは、自分の中に余裕が無いからですね。
会社のことで疲れて帰ってくるから、ちょっとのことでイラッとしてしまう訳じゃないですか。
なんでその「会社でエネルギーを奪われるっていう状態を、どうにかする」っていう方に頭を使った方がいいです。
それは食事なのかもしれないし、十分な睡眠をとれていないからかもしれないし、苦手な上司がいるのかもしれませんし、それだったら食事をしっかりする、しっかり寝る、上司と関係をよくするっていうことが大事じゃないですか。
奥さんにいくらごちゃごちゃ言っても何も改善しないわけです。
それどころか、家庭がすさんでいきますんで、自分のイライラしちゃってる原因を解決していきましょう。
2.長所をほめる
これね褒めて褒めて褒めまくって下さい。
ちょっと褒めるぐらいじゃ足りないです。
夫婦仲っていうのはどんどんどんどんマンネリというか、慣れていく訳です。
だから、慣れていくのにいつも通りちょっとぐらい褒めるのじゃ、足らないです。
本当に褒めた方がいいです。
「この料理本当上手いね、味付け最高だね」と、「こんなうまい料理毎日食べれるなんて幸せだ」と、「外で食べる必要ない、もうできれば毎日家に帰ってきて、毎日あなたのご飯が食べたい」と、そのぐらい言ってあげないといけないですね。
3.粗探しをしない
これも口やかましく言わないのと同じですね。
4.褒める
これも今まで言ってきたとおりですね。
もうめちゃくちゃ褒めて下さいね。
5.ささやかな心づくしを怠らない
これ非常に重要ですね。
ささやかな心づくしっていうのが、家庭を円満にする秘訣です。
例えばですけど、僕いつもお風呂自分で洗って、お湯で貯めるんですね。
子供と一緒にお風呂入るんですけど、その後奥さんがお風呂入るんですね。
奥さんも子育てとか家事でね色々頑張ってくれているんで、そこで例えばですよ、お風呂に入った瞬間にすんごいいい香りがしたら、すごい幸せな気分になるじゃないですか。
疲れもね、取れやすくなる訳ですよ。
だから、奥さんには言わずに、そのお風呂にオレンジのエッセンシャルオイルを3滴だけ垂らしておくとか、そういう心づくしをしたりしますね。
たまにします、いつもいつもだとね、それはそれで慣れちゃうんでっていうのもあって、例えばそういうことをしますね。
別にやってあげようとか、俺やってやってるんだぜっていう気持ちでやってるんじゃなくて、本当に奥さんにね感謝しているからそういう行動取るんですけど。
そういうようなささやかな心づくしっていうのをやってあげると、本当に喜ばれますんでね是非やってみて下さい。
6.礼儀を守る
もうこれ本当に大事ですね。
ことわざで、「親しき中にも礼儀あり」っていうのがありますよね。
いくら親しくても、いくら自分の奥さんでも、絶対礼儀は守んないといけないです。
女には女のプライドっていうのがあるから、「お前ちょっと太ったな」とか、「お前そばかす増えたな」とか、そんなこと絶対言っちゃだめですよね。
何か顔疲れてるねとかも言わない方がいいですよ、ホント。
思いやりのつもりで言ったとしても、顔疲れてるねなんて言われたら気分悪いですからね、誰だって。
しっかり礼儀を守っていきましょう。
最近モラハラみたいな話聞きますよね。
家庭内でのモラルハラスメントが原因で離婚しちゃった芸能人とかいますよね。
だからそれも礼儀が無いからなんですよ。
礼儀必ず持って、円満な家庭を持続させていきましょうね。
7.正しい性の知識を持つ
まあ男性だとね、そういうスケベな動画とか見たりするじゃないですか。
そうすると、過激なプレイをしていたりしますよね。
でもあーいうのって、女性求めてなかったりするんですよ。
それにもかかわらず、そういうスケベな動画みて女性が喜んでると勘違いしちゃったらいけないって事です。
正しい性の知識持ちましょうね。
女性が何をしたら愛を感じて、安心してね幸せな気分になるのかっていうのも、いろんな本に書いてあるんでそういうの勉強してみるのもいいと思います。
アダム徳永さんが書いたスローセックス入門とかすごくいいと思いますよ。
僕これ自分で買って読んだわけじゃないんですけど、ある女性にですね、ある日突然これ渡されて、読みましたしっかり。
「真一君これ読んだらいいよ」ってお姉さんに言われてね。
お姉さんがいいっていうくらいだから、きっとね本当にいいんだろうなっていうことでしっかり読ませてもらいました。
まあスローセックス入門に書いてあることは、本当に女性を大切にしましょうっていうようなことが書かれています。
その為の具体的な方法が書いてあるんで、参考にするといいと思いますね。
なんかパワープレイとかテクニックとかそういう感じじゃなくて、もっとマインド的なことしっかり書かれていましたんでね、是非参考にしてみて下さい。
はいではですね、「幸せな家庭を作る7原則」、今お伝えしたので全部伝えましたね。
人を動かすに関してはこれでおしまいにしたいと思います。
始めに言いましたけれども、人を動かすっていうタイトルがちょっと悪いんでね、誰かをコントロールする手法として捉えられちゃうんですが、この本に書かれていることは「人に好かれる方法」ですから、そういう視点で読んでいってみて下さい。