よく「経営者になるにはどうしたらいいんですか?」って質問されることがあります。
僕が会社経営をしていて自由にやっているので、「そういう生き方をしたい。会いたいです」と言ってくださる方も結構います。
僕はたまに、友達の紹介とかだと会ったりしてお話するんですけど、みなさんですね、「今日は会えて良かった」って言ってもらえるもんですから、その話をこれからしていきたいと思います。
つまり、経営者になるにはどうしたらいいのかという話をしていきます。
経営者になるには?
経営者になるにはどうすればよいでしょうか。
よく聞かれる質問が、
- 「資格は何を取ったらいいのか」
- 「その為には何学部に行ったらいいのか」
- 「勉強すべきことはどんなことか」
- 「それから就職はどこにしたらいいのか」
っていうことですね。
これについてこれからお伝えしていきます。
動画はこちらです。
資格
経営者になるための資格ですが、「資格が必要な業種」と「資格が必要じゃない業種」があるので、一概にどれが必要だっていうことは言えません。
弁護士として独立するんだったら弁護士の資格がいるし、ラーメン屋さんになるのに必要な資格だと食品衛生士とかが必要になるでしょうか。
まあ、そのぐらいでしたら、特にどこかの大学に行ってまで取るような資格ではありませんよね。
なので、資格の有無に関していうと職種による、ということになります。
ただ、経営者っていうのは職人ではないので(職人っていうのは、歯医者だったり弁護士であったり、医者とかそういうのも含めての職人です)、あくまで経営をしなきゃいけないわけですね。
それを考えた時に特に必要な資格っていうのはありません。
MBAを取らなきゃいけないとか、そうのもありません。
MBAを取っていても経営者にふさわしくない人もいれば、MBAを持っていなくても経営者として立派にやってる方は大勢いらっしゃいますよね。
なので特に資格は必要ありません。
もし本当にそれでも取りたいなっていうんだったら、MBAとかが良いと思いますよ。
ただMBAっていうのは大きな企業向きの経営のお勉強です。
まず自分が初めに小さいお店を出して経営を始めようという時にMBAがあってもしょうがないですよ。
それよりも、もっと必要なことがあります。
それをやってってください。
これからお伝えしますからね。
例えば僕なんかは資格って特に持ってないんですよ。
車の運転をしなきゃいけないんで運転免許とかそういうのはありますよ。
ただ、会社経営に関して必要な資格っていうのは特に持っていません。
僕の周りのお金持ちの人もみんな持っていません。
年収一億とかある人もMBAとか持っていません。
英検ぐらいですか。
持っているのは英検3級とか。
僕は英検2級持ってますけどまぁそのぐらいです。
会社経営に資格なんかは必要ありませんから、資格取得に逃げないで経営を学んで欲しいと思います。
学部
会社経営に関して、「何学部に入れば勉強できますか?」というような質問がきます。
さっき言ったのと同じなんですけれども、学部なんかどこでも良いです。
正直、大学に行かなくても良いです。
高校すら行かなくても良いです。なぜそう言うのかというと、中卒で活躍している経営者の方が沢山いるからですね。
松下幸之助さんは有名ですけど、中学も高校も大学も出てませんよね。
小学校を出て、丁稚をしてそこから成り上がった方ですね。
日本一の大金持ちと言われる斎藤一人さんも中学しか出ていません。
今、年収三十何億円とか言われてますけれども高校も大学も行ってないわけですよ。
専門学校は行っていたらしいですけどね。
「何学部に行かなきゃいけない」ということはありませんから、自分がピンときた所に行けば良いと思いますよ。
大事なのは何を勉強するかっていうことで、どこで勉強するかじゃないんですよ。
自分がこれをやって世の中の役に立ちたいなということがあるんだったらそれを勉強していけばいいんです。
例えば僕であったら、初めはインターネットマーケティングとかを勉強していました。
ただ、インターネットマーケティングの勉強をどこかの大学に入って勉強したわけではありません。
その当時は、大学ではインターネットマーケティングなんて聞いたこともなかったです。
大学
大学は普通の外国語学部に通っていました。
インターネットマーケティングの勉強は僕は自分で始めやりましたし、今はそれができる人に習っています。
なので「自分がめざす会社」「こんな会社を作りたいな」っていうのがあれば、それを実現している人の所で学ぶのが一番良いです。
これを学ばなきゃいけないっていう普遍的なものは、会社経営においては無いんですよ。
これを学ばなきゃいけないっていうより、ここで学ばなければいけないっていうことが無い、ということですね。
利益を出すことが経営者の仕事ですから、「どうやったら利益を出せるのか」っていうことを考えなければいけないわけです。
利益っていうのは、売り上げから経費を引いたものですね。
だから引き算と足し算ができればそんな計算ぐらいできるわけですよ。
そんなのは小学校で終わっているので、特にわざわざどこかの大学に行って勉強することではありませんね。
では「どうやったら売り上げが伸びるのか」「どうやったら経費をできるだけ抑えられるのか」っていうことを考えていかなきゃいけないわけです。
その為に、人間心理だったり、マーケティングだったり(経費も削減すれば良いというものでもないわけですから)、組織論であったり、そういうのを学んでいく必要があります。
組織論などと言うと難しく聞こえますけど、どこかの大学の机の上で勉強してもしょうがないので、このへんは実際にやっていくしかないですね。
その他諸々ありますけど、じゃあ勉強すべきことってつまり何があるのかっていうことをこれからお伝えしていきます。
何を勉強したらいい?
経営者になるために勉強すべきこと。
箇条書きにするとまず、
- 人間心理
- マーケティング
- ビジネスモデルの作り方
ですね。
この3つは必ず勉強しなきゃいけません。
「会計とかそういうのはいらないのですか?」と思うかもしれませんが、いらないです。
そういうのはできる人にやってもらうか、自分でちょちょっとできる様になるんでわざわざ勉強するべきことでもありません。
会計なんかは本当に初心者の人だってすぐできる様になりますから、わざわざ勉強をするっていう意識がなくていいですよ初めは。
僕も確定申告とかはやります。
今は青色でやっていて、要するに経営者用の確定申告をしているわけです。
そして、誰がそれをやっているのかというと、僕ではなくて税理士さんです。
大体僕の場合は、その確定申告の時は、税理士さんに15万円ぐらい支払ってやってもらっています。
たった15万円です。
これが大学に行って勉強するとなると何百万円もかかるわけですよね。
しかも自分でやるとなるとかなり労力がかかると。
毎年毎年かなりの労力をかけてやる事を考えたら、税理士さんにやってもらった方が断然良いですよね。
だから自分でなければいけないこと以外は勉強しなくてOKです。
自分でなければいけないことだけに集中すると、すごく効率が良く経営ができます。
では、人間心理についてお伝えしますね。
売り上げを伸ばす為には、人間心理がわからないとものを売れないわけですから、これは勉強した方がいいです。
極論を言ってしまえば、人間心理がわからなくてもそれがわかる人に任せれば売り上げが立つので、それでもいいです。
でも、そうは言ってもその人を雇う時にも人間心理というのがわかった方が色々と有利なので、学ぶべきかなと僕は思います。
例えばですけど…僕は人間心理を学んだ時、営業をやってました。
営業会社に勤めていて、どのようなトークをしたら人がどのような反応を見せて、どのような話の順番で話していったらものが売れるのか、っていうのを学びました。
その営業会社にいたのは4年ぐらいですけど初めの1年ぐらいで営業トークは十分身につきましたね。
営業トークって、「その商品しか売れない」というスキルではありません。
トークの本質を掴んで、商品ごとにその肉付けを変えていくだけですから、どんな商品でも売れる様になります。
そういうトークのスキル、磨くといいと思いますよ。
先ほどトークと言いましたが、この場合はトークというかコーピーライティングの技術です。
コーピーライティングの技術。
これは勉強していくべきだと僕は思っています。
このブログの中でも書いているので、色々と勉強してみてください。
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コピーライディング…ざっくり言うとキャッチがあってそこからその商品にまつわるストーリーがあって最後にオファーがあるわけです。
本当にざっくり言いましたけど、これを上手く組み立てるということです。
本当にコピーライティングの技術というのは、経営者にとってすごく重要なことなんでぜひこれは覚えておいてください。
それからビジネスモデルの作り方に関してお伝えしますね。
ビジネスモデルがなぜ必要か?
それは当然のことながら、ビジネスモデルを組めないとものが売れないからです。
もしくはものが売れたとしても、なぜ売れたのかが検証できないからです。
経営というのは、まぐれ当たりで売り上げをあげれば良いっていうものではないですよね。
これはは当たり前なことです。
でも世の中にはまぐれ当たりを自分の実力だと思い込んで、失敗してしまう人が結構いっぱいいます。
なぜそれがヒットしたのかというのを検証できないんですね。
検証できないということは再現性がありません。
上手くいったとしても次の商品でそれを再現することができないわけです。
だから「なんでかよくわからないけど上手くいかない」っていう話になっちゃうわけですね。
じゃあこれを防ぐ為にはどうしたら良いかというと、「検証する」ことが重要になるわけです。
検証する為にはどうしたらいいのかっていうと…
そもそもビジネスモデルが自分の中でわかっていないと検証できないですよね。
だからビジネスモデルを先に作っておくっていうのが重要です。
ビジネスモデルを理解しておくってことですね。
Aという商品がヒットしました。
Bという商品がヒットしませんでした。
その場合、AとBのビジネスモデルを比べて、どこが欠けているのかっていうのを見るわけです。
どこが欠けているのか、どこの数字が弱いのかっていうのを見るのですね。
例えば僕なんかwebの世界で生きてますけど、「クリック率はすごく良い」と、「でも購入率が悪いんだったら購入率を上げる為の方法」を考えれば良いだけの話なんですよ。
でもこれが検証できていないと、クリック率が悪いのか購入率が悪いのか、はたまた何か別の所が悪いのかわからないっていうことになっちゃうわけです。
それで結局売れないまま終わってしまうと。
商品Cを出した時もよくわからない、当てずっぽうのギャンブルみたいな商品になってしまうと。
ビジネスモデルを理解した上で検証していくことをしないと、いつまでたっても当てることができないので、その為にビジネスモデルを作れる様にしておきましょう。
すごく重要なことですこれは。
次に行きましょうか。
じゃあどういう所に就職したら良いかという話ですね。
就職
経営者になる為に必要なことっていうのは、テストマーケティングができるかどうかなんですね。
マーケティングの知識はすごく重要です。
なので「テストをするっていうことを体験できる所」に就職するといいですね。
どこかの大手の商社に就職したとします。
大手の商社に就職しても、やっていることはその中の歯車の一部だったりします。
例えば、「魚を養殖する」とか「魚に餌をやる」とかになります。
じゃあ○○商事に勤めて30年間魚に餌をやり続けたら経営者になれるのか…っていったらそれはないじゃないですか。
大きな会社に勤めたからといって経営者になる勉強ができるかっていうと、そうではないということです。
だから就職するのにおすすめなのは小さい会社です。
小さい会社に就職してそこで集客、販売、事務とか裏方の仕事など、一通り勉強できる所がいいですね。
だからベンチャー企業とかに就職するのは有りだと思いますよ。
ヘタに大きな所で勤めると、その分野のプロ、例えば「魚の餌やりのプロ」にはなれるかもしれません。
でも経営のプロにはなれません。
経営に関しては何も学ばないので初心者にすらなれないです。
なので経営者になるために就職するには、そういう所に小さい会社に勤めるのは有りだと思います。
もし就職するなら、の話ですよ。
別に経営者になるために良いとか悪いっていう話じゃなくて、やっぱり向いている向いていないっていうのがあるので。
別に「経営者になるのが100%正解」とか「経営者が偉い」ということもありません。
歯車の一部でも、それはそれで良いと思いますね。
従業員も必要ですから。
次行きますね。
経営者になるためには何をしたらいい?
経営者になる準備は小さく始めることから
経営者になる為に必要なことっていうのをいくつかお伝えしてきたわけですが、「何を勉強したら良いのか」をお伝えしましたね。
マーケティングであったり、ビジネスモデルを作るとか人間心理を理解できるようになるとか。
そういうことをお伝えしてきたわけですが、経営者になる為の準備っていうのは、まず始めるっていうのが1番早いですし確実です。
つまり経営者になるのはどうしたら良いのかっていうと、経営者になることが1番の近道だっていうことです。
そうすると、色んな失敗をしていく中で何が必要なのかっていうのがわかってきますし、経営しなきゃいけないわけですから、そのための勉強をするようになるんですね。
問題が起きたらそれを解決するための勉強を繰り返していくことになります。
そうすると経営者としての実力がどんどんどんどんついてきますよ。
こんなことを言うと、「そんなことしたら会社が潰れてしまうんじゃないか」っていう意見も出てくるかと思います。確かに潰れちゃうことは多いですよね。
だけどあらかじめ勉強したとしても、会社が潰れる可能性は結構あるんですよ。
大学に行って勉強して経営者になった人や会社を継いだ人でも、会社を潰す人もいっぱいいますから、あんまり今始めるのも大学行って始めるのもそんな変わらなかったりしますよ実は。
ただ気をつけておきたいことというか僕のお勧めなんですけれど、
「潰れる可能性は高いので、まずは小さく始める」っていうことです。
小さく始める事を考えてみてください。
ソフトバンクの孫さんの本を何年か前に読んだんですが、孫さんが初めにやったのは、電子辞書の音声が出るバージョンのプロトタイプの作成だったそうです。
その時、開発者の先生方に「出世払いで」って条件でお願いしたみたいですよ。
つまり、リスクがないんですよ。
お金としてのリスクはない。
「売れたら報酬支払いますよ」と、その分だけね。
その音声機能付き電子辞書がシャープから販売されて、売れて、利益が出たからということで、そこからまたもう1個上の事業を展開していった…。
1つが上手くいったらその次っていう風にやっていったんですね。
だから小さく始めるのがいいです。
1段目、2段目、3段目っていう風にやっていくんですね。
それがコケても怪我しない方法です。
経営していったら上手くいかないこともあるし、失敗してしまうこともあるわけですよ。
失敗するのは別にアリといえばアリなんですね。
失敗しない経営者ってまず居ないと思います。
だけど失敗して立ち上がれるか立ち上がれないかっていうのが非常に重要なポイントになるんですね。
初心者で借金を100億円とか背負っちゃったら、もう立ち上がれないじゃないですか。
初心者だったらせいぜい100万円とか200万円とかそのぐらいの借金で済むようなお金のリスクにしておいた方がいいですし、もっと言ってしまえばできるだけ借金は無い方がいいですね。
僕がやってるインターネットビジネスは、ほぼお金がかからないんですよ。
1ヶ月で1,000円とか、それくらいしかかかりません。
だからもし失敗したとしても、大したリスクはないんです。
誰かに教えてもらったり、教材などを購入したとしても、たかがっていうとあれですけど、数万円のリスクなんでやらない理由がないっていうことですね。
で、そこから1ヶ月10万円とか、100万円とかっていう風に売り上げが増えていくので、そこでお金ができたら、もっと大きいことをやっていったら良いと思いますよ。
インターネットビジネスの宣伝みたいになっちゃいますけど、本当に今の時代では、ネットビジネスはすごくリスクが無く、しかもリターンがある程度ある、鉄板の成功法則だと思いますね。
ホリエモンもそれは言っていますし、ネットビジネスだけでで1億円とか稼いでる人もいます。
なんで話戻しますけど、経営者になるための準備っていうのは小さく始めることからです。
僕の話をさせてもらうと、「今はインターネットビジネスをやっている」と言いましたけど、その前にやってたことがあるんですね。
そのビジネスというのは行商です。
大学を卒業してすぐに僕はビジネスを始めました。
その時やっていたのは行商なんですよ。
なぜ行商を始めたのかっていうと、まず今の自分ができることは何だろうかって考えたんですね。
それから商売の基礎を学べるビジネスってなんだろうかって考えました。
そうなった時に今の自分が持っている資産っていうのはたかが30万円ぐらいでした。
30万円ぐらいが口座に入っていて、更に車を持っていました。
「じゃあ車を使って回転率の高い仕事をしよう」と思ったんですよ。
「回転率の高い仕事だから、今日仕入れて今日売り上げが立つと、今日仕入れて今日利益になるような仕事、更には商売の基礎が学べるっていうことでお客さんと直接したりできる仕事をしよう」と。
直接販売ができたり、直接リピーターにできたり会計の勉強もある程度できる仕事って何だろうかと考えた時に、「行商いいなぁ」と思ったんですね。
行商するとなったら仕入れ先が必要ですから、この商品いいなぁって物を仕入れる為にその会社に電話して、仕入れ交渉をしたりしていました。
だから交渉も上手くなりました。
また、直接仕入れをして直接お客さんの所に販売に行くわけですよね。
販売に行くとしても、始めは新規開拓から入るわけです。
何もない所から始まるので。
新規開拓するには営業力が必要になってきますね。
命懸けですから必死でやります。
で、今日買ってくれたお客さんが次も買ってくれるようにするにはどうしたらいいだろうか?っていうことで、色んなことをアイデアを考えたりとか、人から学んだりとか書籍から学んだりしてきました。
そうすることによってお客さんがだんだんだんだん増えていって、ほぼ何もしない状態で利益が上がるようになってきました。
ほぼ何もしない状態っていうのは新規開拓をしない状態で利益が上がるようになっていったんですね。
簡単にいうとヤクルトの販売員さんみたいな感じですかね、そういうことをやってました。
で、そこからまた次の展開が待っていました。
大体商売の基礎はわかった、交渉もできるようになった、リピーターのつけ方も何となくわかった。
そうしたらどうしようかなぁと思ったのですが、その時僕は悩みがあったんですよ。
それが
- 仕入れをするのが面倒臭い。
- それから利益率を上げたい。
- もう1つはその時食品を扱っていたんで賞味期限のないものにしたい。
この3つの悩みでした。
そうした時にある人と出会って(ちょっと話がそれるんである人と言っておきますけど)、すごい人と出会って悩みを伝えたら「じゃこうしたらいいじゃないか」っていうアイデアをいただいたんです。
それがハードじゃなくてソフトを販売すること。
それからできれば独自商品を販売することです。
つまり食品じゃなくて情報を販売しようってことですね。
情報っていうのはもちろん賞味期限がありませんし、仕入れる必要もないわけですよ。
毎日毎日工場とかに行って、賞味期限ないし…ままそうですね、で自分の上位にしたら利益率も高いし、情報商材というか、その時やっていたのはデザインの輸入なんですけどデザインというのは利益率が高いわけです。
情報というのは利益率が高いのでそれをやってましたね。
やろうとして東南アジアの方に行った時に詐欺にあって辞めたんですけど。
お金失くなっちゃったんで辞めたんですけどね。
でもその時辞めたからといって僕に借金が残ったのかというと、1円の借金も残らなかったです。
むしろお金は増えた状態でしたね。
だから小さく始めることでどこかでコケたとしても、大怪我をせずに済みますので、まず小さく始めることをやってみてください。
もしラーメン屋さんやるのだったら僕だったら絶対初めから店舗とかは持たないですね。
店舗を持たずに屋台とかから始めます。
屋台をやっているうちにお客さんがついてラーメンの腕も上がってくるし、リピーターさんもついてくる。
その時点でお店を出せば、初めから固定客がある程度いるわけなので大きくコケることはなくなるわけです。
まず小さく始めるっていうことが経営者になるためにはおすすめです。
なにしろ経営の勉強ができますからね。
経営するっていうことは、経営の勉強になりますから、学生でも社会人でも自分のビジネスを1個持ってみたらいいと思います。
じゃあ、経営者に向いている人はどういう人なのだろうかっていうことをお伝えしていきます。
経営者に向いている人の性格、思考、視点、この3つをお伝えしますね。
まずは経営者に向いている人の性格です。
経営者に向いてる人の特徴は?
勉強好き
経営者に向いている人の性格というのはまず勉強好きっていうことが挙げられます。
勉強しないと自分のスキルアップにならないわけですから、勉強できない人っていうのは、経営者に向いていません。
一発目で上手くいっちゃったりすると、もうそれで天狗になって勉強を全然しなくなっちゃう人っているんですね。
なんか飲み歩いたりとかオネエちゃん連れたりとかそういう人がいるんですけど、そういう人がどうなっていくかっていうのはもう言うまでもありませんよね。
時代の風向きが変わったらもう終わるわけですよ。
そういう人いっぱいいるじゃないですか。
だから常に勉強はしていなきゃいけません。
飲み歩いちゃいけないわけじゃないし、オネエちゃん連れちゃいけないという話じゃないんですが、それは余力でやるべきで、常に経営者は勉強をするべきです。
だから勉強好きじゃない人は正直経営者には向いてないと思います。
僕の周りの人とかも勉強大好きですね。
もう常に勉強してます。
それは経営の勉強っていう意味ではありません。
自分が好きなことの勉強であったり、経営とは全然関係ないことを勉強したりしますよ。
魚釣りの勉強とか、お寺の勉強、神社の勉強とかもしてます。
とにかく勉強好きっていうのは最低条件ですね。
セルフイメージが高い
それから2つ目なんですが、セルフイメージが高いってことが挙げられます。
セルフイメージってわかりますかね?
「自分がどのくらいできるのか」っていうイメージが高いんですよ。
「自分はできる奴だ」と思ってる、ということです。
なのでセルフイメージが高い人っていうのは性格上、経営者向きだと思います。
セルフイメージが低いとどうなるかというと、「この商品を販売したらきっと上手くいく!8割の確率で上手くいく!」っていう時に、全然消極的になっちゃうわけです。
「いやいや売れるわけじゃない、100%じゃないじゃないか」とかね。
「私なんかが上手くいく訳ない」とか思っちゃうと、もうどうもこうもなくなってしまうので、セルフイメージを高くいてください。
ポジティブである・積極的である
3つ目なんですけど、ポジティブである・積極的であること。
これですね。
さっきのセルフイメージの話に繋がりますけれども、ポジティブっていうのは「積極的だ」っていう意味です。
決して「俺はできる俺はできる」とかそういうのをいつも言ってる人じゃないですよ。
そういう人って逆にちょっと経営者向きじゃないと思います。
ポジティブっていうのは積極的っていう意味ですから積極的に行動できる人です。
経営者向きなのは、当然積極的に行動できる人でネガティブな人ではありません。
何かの商品を販売してみようという時に積極的に行動に起こせる人が経営者には向いてます。
なぜなら積極的に行動しない限りは何の結果も得られないからです。
何の結果も得られないってことは、失敗すらできないってことです。
さっきもお伝えしましたが、
経営者の仕事っていうのはテストマーケティングなんですね。
何かの商品を販売しようっていう時に、いきなり大きく販売する人っていますけど、もう全然経営的にはNGです。
だってコケたら終わりなんですからそんなのは。
じゃなくてテストしてみるわけです。
ラーメン屋さんで新商品が出たんだったらスタッフの人に食べてもらったり、常連の人に味見をしてもらうと。
これがテストです。
で、ポジティブな人っていうのはこれができます。
だけどネガティブな人っていうのは、「こんなまずいラーメンとか言われたらどうしよう」とか思っちゃうわけですね。
そうしたら改善のしようがないわけです。
改善のしようがないっていうことは、本当だったら美味しいラーメンを提供できたかにもしれないのにも関わらず、それができないってことになります。
つまりお客さんには飽きられてしまうと。
そういうことになってしまうんでポジティブな姿勢っていうのは非常に重要です。
それから思考についてお伝えします。
思考
経営者に向いている人は、まず人の心がわかります。
人の心がわかる。
これではまるで千里眼で透視するみたいですが、そういう意味ではありません。
人が何を求めているのかっていうのを理解できるっていうことです。
これはリサーチと言ってもいいかもしれません。
人の心を知る為にはリサーチをする必要があります。
ただリサーチしたところで顕在化されていないものは出てこないので、人の心がわかる必要があります。
つまり潜在意識で思っている需要。
これを読み解くってことですね。
じゃあどうやったら人の心がわかるのかっていう説明はここではしませんが、それが大事だと思ってください。
次は重要な2つの視点の話をしていきたいと思います。
視点
この視点っていうのが非常に重要です。
経営者になる為には「世の中の流れっていう視点」がまず必要です。
それから2つ目の視点。
自分の立ち位置っていう視点が必要です。
この2つの視点から見て、オリジナル商品を作ってみたり、世の中に求められている商品っていうのを作ったりするわけですね。
いってみたら、その両方が合致したものが「商品」ですね。
なのでまず世の中の全体の流れを見れる視点を持ちましょう。
それはニュースを見てても良いですしリサーチしていってもいいです。
SNSからリサーチするとか、知恵袋からリサーチするとか、お客さんと喋ってリサーチするとか、生の声を聞くっていうのは非常に重要です。
だから、友達と話すとか、たまたま知り合った人と話すとかそういうことをやっていくと、世の中全体の流れがわかってくると思います。
それから自分の立ち位置を明確にするっていう視点も非常に重要ですね。
これがわからないと、誰かと同じような商品しか作れなかったりするので。
自分の得意分野、自分のやりたいこと、自分の好きなことを活かして世の中が求めている物の中でできるものって何だろうかって考えて商品化していくわけですよね。
商品化したりサービス化していくわけです。
そうすると良いものができやすい。
そして、できたと思ったらテストをしてやっていく。
改善しながらもっと良い商品にしていく。
そうすれば成功率は高まるのは言うまでもありません。
次に成功者になるメリットとデメリットをお伝えしていきたいと思います。
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成功者になるメリットデメリット
メリット
経営者になるメリットは何か。
これいくつも挙げられますが、まずお金持ちになれる可能性が高い。
2つ目は自分が好きに人生をデザインできる。
3つ目、自分が好きに世の中に豊かさを与えられる。
この3つでしょう。
お金持ちになれる
まず、お金持ちになれる可能性が高いっていうのは言うまでもありません。
サラリーマンでいる時より全然お金持ちになりやすいですよね。
僕は経営者になって2年くらい経ちますけど、上場企業の取締役くらいの収入は得ています。
たった2年でも、経営者になったらそのレベルになれるわけですよ。
そういう意味でお金持ちになれる可能性は高いですね。
一生かかっても今の僕の収入にいかない人は結構いるわけです。
そういう意味では経営者になると良いと思いますよ。
自分が好きに人生をデザインできる
それから自分の人生を豊かにできるっていうのが2つ目ですね。
好きに人生をデザインできる。
これどういうことかっていうと、当たり前な話ですけど何時に何をするかっていうのが自分で決められるわけですよ。
普通の会社員だったら、9時に出社して6時まで仕事とかそういう感じですよね。
12時になったらお昼ご飯を食べてとか、それまでは事務をやったり営業に行ったり、デザインなんかやったりとか決められた仕事しかできないわけですが、経営者っていうのは、何時に仕事しようが自由です。
いつ休もうが自由ですね。
その代わり責任は伴いますよ。
サラリーマンでも責任は伴うんですけど、経営者の場合は、自分の生活を成り立たせる必要があるので責任がもっと重くなります。
これはデメリットとも言えるかもしれません。
ただ、その代わり自由です。
これが、経営者になるためのメリットでしょう。
自分が好きに世の中に豊かさを与えられる
それから3つ目の、自分が好きに世の中に豊かを与えられるということ。
これも経営者独特なものだと思うんですが、経営者になるっていうことは、会社を経営する必要があるわけですね。
会社は何のためにあるかというと世の中を良くするためにあるんですね。
世の中を良くすることによって、自分にその恩恵が返ってくると。
それがお金であったり信頼であったり感謝の言葉であったりそういうものですね。
「じゃあ何を提供するのか、世の中を豊かにするために自分が何を提供するのか」っていうのは、経営者だったら自由に選べます。
だけど会社員だったら選べませんね。
そういう意味でそこもメリットの1つになると思います。
では次にデメリットについてお伝えしていきたいと思います。
デメリット
デメリットに関していうとまずさっきも言ったように責任が重くなるってことですね。
決してサラリーマンだったら責任が軽いという意味ではありません。
ただサラリーマンの場合は、自分が失敗したところでお金が無くなっちゃうことはありませんよね。
お給料は出てきます。
変な話、全く働かなくてもお給料は出てきますね。
入院してても給料は出てきます。
でも経営者の場合はそれはなくて自分が稼がなかったら給料は出てきません。
これが最大のデメリットだと思いますよ。
みんなここでつまづいてやらないんですけど、そういうデメリットはありますね。
ただ、まあそのぐらいじゃないですか、デメリットっていうと。
あと年金や税金が変わってくるぐらいじゃないですかね。
大したデメリットじゃないですこの辺は。
これもよくある質問なんですが、「何の本を読んだら良いですか?」って聞かれます。
経営者になるために何の本を読んだらいいのか。
これをお伝えしたいと思います。
起業するときにおすすめの本は?
経営者になるためにおすすめの書籍をいくつか紹介させて頂きたいと思います。
その前に基本としてなんですけど、ノウハウの本と、本質の本っていうのが、ビジネス書の中にはあるんですね。
ノウハウの本っていうのは、例えば10年前に出た本のノウハウって、もう使えないことが多いんです。
もっと言ってしまうと、先月出たノウハウ本っていうのはもう使えないことが多いです。
なぜなら先月出た本っていうのは、半年や1年くらい前から書き始められたものだったりするんですよ。
でそういうものはいつまでも使えるわけじゃないですから、ノウハウ本とかっていうのは読まなくて良いと思います。
もしノウハウを知りたいのだったら直接人に聞いてください。
なぜなら、経営者がリアルタイムで使ってることだからです。
じゃあ逆に何を読んだらいいかっていうと、その本質をついた本ですね。
人間の本質っていうのは変わらないわけです。
だからそういう本質の本を読むのが非常におすすめです。
ビジネスモデルを作るための本質の本。
商売とは何か?っていうことが本質からわかる本。
人間心理が本質からわかる本。
こういう本を今からお伝えします。
「商人道」尾形幸弘
斎藤一人さんのお弟子さんで尾形さんという方がいらっしゃいます。
その方が書いた商人道っていう本は、商人の本質を書いたものです。
ビジネスの本質をついてますので、これはおすすめですよ。
仕事に行くのが楽しくなっちゃうと思いますね。
僕はこれを読んだ時に、「早く仕事に行きたいな」とかサラリーマンながら思いました。
「色んなアイデアを実践したいなぁ」とか思いました。
これは読んでみたら良いと思います。
次にビジネスモデルを作るための本質本をお伝えします。
「価値創造の思考法」 小阪裕司
「日本一のマーケター」と言われる、神田昌典さんという方がいます。
その方の古くからの友人で、マーケティングの業界では有名な小阪裕司さんの著書です。
小阪さんが書いたは、ビジネスモデルを作る時に非常に役立ちます。
どのように作ったらいいのかっていうことが本質的に書いてありますので、ぜひ読んでみたら良いと思います。
次にビジネスがどんなものかっていうのを体験するためにこの本をオススメしたいと思います。
「どん底からの成功法則」 堀之内九一郎
この人は、マネーの虎などに出ていた方ですね。
生活倉庫という会社を創った方です。
生活倉庫はもう潰れちゃったんですけど、でもすごく良いことが書いてあります。
商人になったら、経営者になったらまず何を始めるのか。
それからどういう風に会社が大きくなっていくのか…ということが描かれてますので、ぜひ読んでみてください。
⇒どん底からの成功法則
人の体験を本で体験できるっていうのは、人間にしかできないすごく有利なポイントですからどんどん読んでいくと思います。
あとサイバーエージェントの社長さんが書いてる「渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 (幻冬舎文庫)」とかも
良いと思いますね。
面白かったです。
それから、人間心理を学ぶならこれですね。
⇒「現代広告の心理技術101」
マーケティングの決定版です。
さて、今回は「経営者になるにはどうしたらいいのか?」についてお伝えしてきました。
最後にまとめをしていきたいと思います。
まとめ
- まず経営者になるには資格は特に必要ありません。
- 学部もどこでも良いですし、大学に行かなくても良いです。
- 勉強すべきことを3つ言いましたね。
読み返してみてください。 - 就職は小さい所にすると良いですね。
- それからポイントは経営者になるためには、準備は小さく始めることから。
小さい所からやることですね。 - 経営者に向いている人は
「ポジティブである。セルフイメージが高く勉強好きである。思考については人の心がわかる」
というのがポイントでしたね。視点としては
「全体の流れと自分の立ち位置が理解でき、それに合った商品を開発できる」
というのが大事でした。 - 経営者になるメリットとデメリットですが、
メリットは「お金持ちになれる」と「自分の自由にできる」と、「自分の自由な方法で世の中を豊かにできる」こと。
これでした。デメリットは「責任が伴う」ということですね。 - オススメ書籍は「商人道」「価値創造の思考法」「どん底からの成功法則」でした。
最後にですけど経営者になるためにはどうしたらいいのかっていう質問。
本当にいつも言ってるのは、結局覚悟だっていう話です。
覚悟ができてなくて経営者になるのはちょっと甘い考えなのかもしれません。
怪我しない程度にやっていくのはアリですから体験としてやるのは良いと思いますよ。
内容も、何でも良いと思います。
僕自身ははインターネットビジネスをやっていて、それがお金もかからずリスクも無いのでおすすめします。
ですが何から始めても良いと思います。
行商から始めても良いし、手作りアクセサリーをメルカリとかで売ってみても良いし、小さく始めてみてください。
「インターネットビジネスを学びたいよ」っていうことであれば、色んな人が教えてますし、学んでみたら良いと思います。
ビジネスの本質とか集客に関しては僕のメルマガの中でお伝えしてますので是非学んでみてください。
これは無料で登録できますよ。
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