シャンプーや化粧品などの試供品、色々ありますよね?
TVを見ていても◯◯の無料トライアルセットとか見かけます。
30歳からの基礎化粧品ドモホルンリンクルとか。
2週間分の無料お試しパッックのお申し込みは・・・・って見た事があるかと思います。
先日は僕が休みの日に家にいると、インターホンが鳴って、出てみると見知らぬおばさんが立っていました。
何かと思たら「もう聖書は読まれましたか?」と。
よくある宣教師の方だった訳です。
「聖書無料で配ってます。」っていうご案内。
「いらないです。」って言いましたがポストに入れてありました。
色んな会社や団体が何故こんな事するのか?
これには心理学で言う所の
『返報性の法則』が深く関わっています。
返報性の法則というのは、
『なにかいい事をされると返さなくちゃいけない』という作用の事です。
人間は無意識の内に
『ただでもらっちゃいけない』と思う習性かあるんですね。
だから試供品を配ったりする訳です。
そうすると返報性の法則が働いて『もらったんだからお返ししなきゃ』となるからです。
もちろんもらった人が全員買う訳ではないですが、
一部の人でも購入してくれたり、入会してくれたら利益が出る訳です。
これが返報性の法則の基本です。
それに試供品の場合は、その商品を試す事が出来る訳なので、
商品が良ければ購入に繋がります。
そのキッカケを与える事が出来るのは企業側としても大きなメリットです。
それから、返報性の法則で忘れてはならない特徴がもう一つあります。
それは、
『もらう側が望んでいなくても返報性の法則は作用する』という事です。
簡単に言うと、おせっかいでも何か返さなきゃと思うものなんです。
以前僕が行商をやっていた頃、
沖縄に旅行に行きました。
沖縄の国際通りでお土産の定番のサータアンダギーとかちんすこうを買って
お客さん一人一人に配ったんです。
一人一箱ではないですよ?
一人たったの一個です。
一人ちんすこう一個。
で、行商の場合一週間かけて全てのお客さんに会うのですが、
予約を取っている訳ではないので「食料品は今日入らない」断られる事もあるんですね。
でも、ちんすこうを配ったときは、ほとんど全員が何らかの商品を購入してくれました。
別にちんすこうってそんなに食べたい訳じゃないお客さんもいる訳です。
「やった〜〜〜!!ちんすこうじゃ〜〜ん!」って言う方少ないですよね?
でも僕がせっかくお土産持ってきてくれたからって受け取って、
そうすると返報性の法則が働き、何か買わなきゃとなる訳です。
もちろん僕はこれを狙ってやりました。
商品を一つでも買ってくれたらちんすこうの分なんて何十倍にもなって余裕で返って出来るので。
ちんすこうだけもらってお終いって方は一人もいなかったように記憶してます。
よろしいでしょうか?
返報性の法則の忘れちゃ行けない特徴
『おせっかいでも返さなきゃ』が理解出来ましたか?
これを読んだらあなたのビジネスに活かして下さい。
知識は使ってこそ意味がありますからね。
返報性の法則を利用して無料で何かを与える。
これがfree戦略の基礎ですね。
free戦略は意味が広いのでもちろんこれだけではありませんが、基礎はここにあります。
それから、インプットしたら必ずアウトプットして下さい。
僕にメールをくれてもいいですし⇒ shin@shin12.info
ご自分のブログに書くのもいいアウトプットになります。
詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。
よろしいでしょうか?
では今日はこの辺りで。
【返報性の法則とfee戦略について】でした。
詳しく学びたい方はこちらの書籍がおすすめです。
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