昨日は一人で甲子園球場へ桐蔭学園VS明徳義塾の試合を見に行ってきました。
満員の三塁側アルプスで応援していたら、これまた一人で来ていた隣のおじいさんと仲良くなりました。
試合は桐蔭学園が勝ちました。
ただ、明徳義塾が勝ってもおかしくない試合。
両校の選手達の本気のプレーは観衆を虜にしますね!
選手達の勝って喜んだ顔、負けた泣き顔、どちらも美しいものです。
僕の隣のおじいさんも嬉しそうでした。
なんでも、桐蔭学園のベンチにお孫さんが入っているのだそうで。
僕「すごいですね〜!桐蔭のベンチに入れるなんて!」
おじいさん「いやいや。選抜のときはちょっと出させてもらったんですけど今回は出そうにないですね。出なくてもね、いいんですけど。(笑顔)」
みたいな話をしました。
その時『なるほど』と思いました。
『出なくても、いいんだ。』と。
お孫さんがいるからこのおじいさんは今日甲子園球場に来てこの試合を見て楽しめている。
それでいいんだと。
今日だけじゃなく、お孫さんが野球を始めた頃からず〜っと続いている事で、
お孫さんが喜ぶ姿、悔しくて泣いてる姿を見てきたんだ。
それがいいんだと。
勝っても負けても試合に出てもベンチでも、いいんだ。
お孫さんがいるから。
大切な人が頑張ってるから。応援出来ることが楽しいんだ。
甲子園での高校球児達の熱闘は本当に素晴らしいものです。
でも、もっと素晴らしいのは・・・。
おじいさんにとっては頑張ってるお孫さんの存在なんですね。
結果だけじゃないんです。
そして、あなたの大切な人がもっとも嬉しい瞬間は
あなたが努力してる姿を見れたときではないでしょうか?
世界で最も価値のあるモノは、あなた自身です。
ここらで熱く燃えてみませんか?
大切な人の為に。