本当の友達について考えた時、優しい人ほど真実からズレてしまっていることが少なくないようです。
友達の中には、友達のふりをしただけの人もいます。
また、一見仲が悪いにもかかわらず、自分を成長させてくれる人もいるでしょう。
僕たちがこの世で生まれてきた意味を考える時、仲がいいだけが友達ではないと僕は考えます。
もはや友達、友達ではない、などと言う概念は必要ではありません。
その相手からあなたが何を受け取ったか?
これが重要になるのです。
受けとたったものがあなたに悪意があるよな物、
例えば「妬み」「嫉み」「憎しみ」「恨み」などであった場合、
相手は友達ではないと言えるでしょう。
あなたが何かで成功した時に喜べない。
これはあなたに一体感を感じでいないからに他なりません。
羨ましい気持ちがあるのはしょうがないかもしれません。
でも、足を引っ張るようなことをしたりするのは論外です。
では、本当友達って?
先日、映画「ビリギャル」をみました。
偏差値を40伸ばして慶応大学に合格する下学年ビリのギャルの話です。
主人公はギャルだけに、ギャルのような友達が周りにいます。
いつも何名かで一緒に遊んで勉強はそっちのけでした。
でも、ビリギャルは慶応大学に行く!と目標を決めるのです。
必死に勉強をするビリギャルに友達がとった行動、これこそが真の友達の行動と呼べるでしょう。
何をしたと思いますか?
その日一緒に温泉に入っていたビリギャルに、真剣な表情で
「一緒に遊ぶのは今日で最後にしよう。」
と言ったのです。
もちろん理由は
「私たちと一緒にいるとビリギャルが慶応に合格できないから。」
いつも一緒にいた仲間ですから、これからも毎日遊びたいはずです。
でも、心を鬼にしてそう言えるのが本当の友達です。
その心はビリギャルと共にあって、
ビリギャルの応援をしたいという気持ち。
思いやりがありますよね。
愛がありますよね。
僕にはかつて友達がたくさんいました。
いや、友達だと思っていた人がたくさんいました。
「思い込んでいた。」と言った方が正確かもしれません。
でも、高校生、大学生、社会人へと成長していく中で気がつきました。
本当に友達と呼べる人は数人だけだと。
僕たちは幼い頃から
「誰とでも仲良くしましょう。」
「みんな友達。」
のような価値観を教育されます。
そうすると誰とでも仲良くしなければならない気がしてしまいますが、それは全くの間違いです。
あなたが自分の目標に向かって行く時、
背中を押してくれるのが友達です。
「そんな事はできっこない。」
「あなたには無理だよ。」
なんていう事を愛情もなしに言う人は本当の友達ではありません。
何も気にせず、あなたはあなたの好きな相手とだけ付き合っていけばいいのです。