ミラーリング効果とは?仕事や恋愛でもバレない実例応用例

上手くやると効果的に仲良くなれる、バレるとひかれる「ミラーリング」。
今回はこのミラーリング効果についてお伝えします。
 
成功例・失敗例を具体的にお伝えしながら、上手に応用する方法を伝授しますね!
これができたら仕事でも恋愛でも一段上に登れることでしょう!
それでは早速解説します。
 

ミラーリング効果とは?

まずミラーリング効果のミラーですが、そのままの意味で「鏡」のミラーです。
つまり、相手に対して、鏡のように振る舞う行動のことを指します。
 
相手に対して鏡のように振る舞うというのは、「相手を真似る」または「似せる」ということです。
なぜわざわざそんなことをするのか?
それは、「人は、自分に似たところを持つ相手に好感を持つ」からです。
いうなれば、お互いが鏡のように真似ることで、関係が良くなるということ。
このことを「ミラーリング効果」と呼ぶのです。
実は、コミュニケーション能力が高い人というのは、この効果をよく使っています
 
また、良好な人間関係を結んでいる人たちも自然にミラー効果を使っているといえます。
つまり、これは特別な資質ではなく、誰でも使うことのできる心理効果ということです。
そこで、僕の友人が実際に体験したことをご紹介して、このミラーリング効果の理解を深めてもらおうと思います。
 
ミラーリング効果でマネるしぐさとは具体的にどんなものなのか。
また、どんな時に使うべきなのか。
そんなところも解りますよ。
 

ミラーリングされるのがバレると…

ミラーリングは、「されていることがわかる時とわからない時」があります。
僕の友人も初めは、「ミラーリング」という言葉も知りませんでしたが、これからお伝えする3つの体験から、その理解を深めることができました。
 

初めてのデート

実をいうと、友人はやり手とはいえない人で、初デートは高校生の時でした。
どちらかというと部活に熱中していたので、恋愛に手が回らなかったともいえます。
そんな高校生ライフのある日、下駄箱にラブレターが入っていてビックリ!
まるでアニメのような出来事に、友だちに目いっぱい冷やかされました。
 
内容を読むと、同じ学年で見たことのある子ということがわかりました。
その手紙は「次の日曜に○○カフェで待っています」と締めくくられていました。
 
待ちぼうけをさせてもかわいそうという思いと、あの子なら付き合ってもいいかも…
なんていう皮算用を脳裏にかけ巡らせながら、当日、指定のカフェに行ったのです。
彼女は店の前で待っていて、僕の姿を見つけると、微笑んでお辞儀をしました。
その時は、可愛らしいしぐさに男は弱いのか・・と思ったものです。
 
彼女は、友人がバスケの部活に熱心なのを知っているからか、バスケットボール柄のTシャツを選んで着てきたようでした。
これには彼女の意気込みが伝わって、彼女への好感度はさらに上がりました。
カフェでのミラーリング
カフェの席に着いてスタッフがオーダーを取りに来ると、彼女は友人が「コーヒー」と注文するのを待って、自分も同じものをと言いました。
 
さて、ここからが問題です。
 
デートが初めてな友人は、女の子相手になにを話していいかわかりません。
部活にはマネージャーの女の子がいるけれど、果たして同じテンションで話してもいいものなのか…
 
しかし、彼女が部活の話を振ってくれたので、しばらくは得意な話をすることができました。
 
コーヒーもやってきて「砂糖は入れないの?」「この方が後味がいいから」「私もおんなじー」
などと、話は途切れることなくできました。
しかし、自分の話ばかりではつまらなくないかな…と急に思いました。
すると、話す言葉に詰まってしまい、いつもの癖が出てしまいました。
 
 
カフェで出されたおしぼりを広げて、顔を覆うように拭いてしまったのです。
初めての緊張で汗が出たので、ふだん部活でするようにごしごしとやってしまいました。
カフェでこんなことをするとオッサンです。
 
しかし、しまったと思ったのも束の間、さらに驚くことが起こりました。
なんと、彼女も友人と同じようにおしぼりを広げて顔を拭き始めたのです!
自分でやっておいてなんですが、女の子がカフェのおしぼりで顔を拭くなんて!
…と、正直引いてしまいました。
彼女への好感度が一気にしぼんでいく感じがしました。
彼女はその気配にも気付かない様子で、笑顔のまま。
 
よく見ると、足の組み方や、手の置き方が友人と同じです。
友人は足を大きく組むのですが、彼女も同じように大きく組んでいました。
テーブルの下で気付かなかったけど、それ、ジーンズじゃなかったら危険かも…みたいな。
 
また、彼女の手は、友人のその手と同じようにコーヒーカップの取っ手を握っていました。
そこで、自分の手をカップから離して両手を組んでみました。
すると、やはり彼女も同じようにカップから手を離して両手を組んだのです。
 
それで友人ははだんだん気持ち悪くなってしまったそうです。
 
自分の気を引こうとしているのか、でもこんなにマネされているのはコワイ!
 
そこから彼は黙りこんでしまったのです。
そしたら彼女も黙ってしまい、気まずい時間が流れました。
耐えきれなくなった彼女が「これからも付き合ってくれますか?」
と話しかけてきた時、彼は「ごめんなさい」と言って、カフェから逃げ帰ったのでした。
 
彼女はどうやら交際術を研究して僕に挑んできたようです。
彼女が調べたその交際術が、ミラーリング効果だったということでしょう。
 
しかし、彼女は使い方を少し間違えたようです。
 

初めてのキャバクラ

その友人も人並みに高校から大学へ進み、無事就職にも漕ぎつけることができました。
初めての就職先での仕事は営業職。
接客はバイトでもしたことがなく、人との接し方に苦労しました。
 
そんなある日、先輩が夜の街、キャバクラに連れて行ってくれたことがありました。
「おとなの経験だ」とか「ストレス解消が必要だから」とか言われて、初めて夜のお店に行ったのです。
 
先輩は慣れた風でホステスさんを呼んで、最初からテンション高めで盛り上がり始めました。
僕の横にも、ホステスさんが一人ついてくれました。
ホステスとかキャバ嬢とかケバいイメージがありましたが、その人はそんな感じはしませんでした。
 
でも、先輩と飲んでいるホステスは先輩と同じテンションで盛り上がっています。
けれど、友人についているホステスは、柔らかいもの言いで、彼の話をうまくリードするだけで、騒ぐ気配もありませんでした。
 
彼と同じウーロン茶を飲み、同じくらいの声の大きさで話をするだけです。
 
しかし、先輩たちのテンションにしだいに刺激され、彼もだんだん楽しくなってきました。
それで面白おかしい話に大笑いするようになったら、彼のホステスさんも大笑いするようになったのです。
初めに見た感じと変わっていたのです。
ホステスとミラーリング
「あれ?これってあの時と同じ?」とその時、彼は初めてのデートを思い出しました。
そこで彼は、冷静になって、あの時のようにおしぼりで顔を拭いてみたのです。
すると、ホステスさんはおしぼりを手に取り、指を拭いたのでした。
 
それを見て、彼はこのホステスさんへの好感度が増しました。
 
これには絶妙なタイミングもあるのでしょうがそれはマネをしているというより、自分と行動がリンクしている
そう、感じられたからです。
たぶん、このホステスさんは会った瞬間からこうしたミラーリングをしていたのでしょう。
 
しかし、彼はしばらくそれに気が付きませんでした。
ここが重要なんですね。
 
ミラーリングは、知られないようにすることで効果を発揮する。
知られてしまったら逆効果になる。

この時、そう理解できたのです。
このあと、先輩からは「ホステスの話術が勉強になっただろう」と言われましたが、彼は「お客さんと同調するミラーリングの技術がスゴイ」と感じたそうです。
 
…その後の営業の成績はともかく(^^;)。
 
次は僕が感心したミラーリング効果をもうひとつお伝えしたいと思います。
これは別の友人の体験です。
接客は人間関係だと良くわかる体験でした。
 

初めての介護認定

その友人の祖母は、80過ぎても一人暮らしでしたが、腰を痛めてついに介護サービスを受けることになりました。
介護サービスを受けるには介護度の認定を受けなくてはいけません。
 
介護度の違いで、使える介護保険の額が変わってくるからです。
そこで、ケアマネージャーさん(以下ケアマネさん)という人が、介護を受ける人と面接して介護度を決めてもらうようになっています。
 
しかし、祖母は他人に面倒を見てもらうのは嫌だという昔ながらの頑固な人でスムーズに面接ができるか不安でした。
その時、福祉や介護に興味があった友人は、祖母のサポートのつもりで面接に同席させてもらったそうです。
 
ケアマネさんは面接での質問から、祖母が日常でできることできないことを把握します。
今問題になっている認知症もこれでわかるようです。
 
でも頑固な祖母のこと。
「今一番困っている事は何ですか?」なんて聞いても
「何も困っていない」と答えるだけです。
 
彼の祖母も、最初はケアマネさんと普通に世間話をしていました。
やがて「腰を痛められたそうですね」
と、ケアマネさんは核心に持って行く準備をしました。
 
そして、「どんな治療をされたんですか?」などと、祖母に話すように仕向けていきます。
 
一人暮らしの高齢者は、やはり気にかけてもらえたのが嬉しいのでしょう。
祖母は、痛みの治療法や病院への対応の不満、通院の困難さを訴えるようになりました。
 
その時、祖母は始めは警戒して小声でしたが、だんだん身振り手振りがついて声も大きく解説するようになったのです。
 
その時のケアマネさんは、祖母の話を遮らず、祖母のセリフを復唱するように聞いていました。
さらに、祖母が腰痛の痛さを訴える時には、ケアマネさんも祖母と同じように「痛い顔」をしたり、「困った顔」をしていました。
これは、言葉と表情のミラーリングですね。
 
また、お茶を飲むタイミングも同じだったそうです。
それははたで見ていても自然に感じる動作なのですね。
「この絶妙なタイミングが、ミラーリング効果を生み出しているんだ」
そう感じ、ケアマネさんも接客のプロでなければならないのだな、と感心しました。
 
こうしてミラーリング効果のおかげで、祖母はケアマネさんと仲良くなり、面接も無事に終わりました。
 
こんな風に、ミラーリング効果はいろいろな場面で使われています。
しかし、冒頭でもお伝えしましたが、このミラーリング効果は人が自然に使っていることがあります。
次は、どんな時にそれが自然に現れるのか見ていきたいと思います。
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ミラーリングを無意識にしている度合いで心の距離がわかる

なんと、このミラーリング効果は、人に現れるだけではないのです。
動物好きの人は、動物のサイトや画像や動画を検索しますよね。
 
そんな時、

  • 2匹の猫が同じ姿勢で眠っている。
  • 赤ちゃんと猫が同じ寝相。
  • さらには、同じ姿勢でテレビを見ている犬と飼い主…

なーんてのも出てきます。
 
愛らしくて思わず笑みがこぼれますね。
これは人と動物の間に自然に現れたミラーリング効果なのです。
お互いの愛情が、無意識に相手をミラーリングしてしまうということですね。
 
同じ家に飼われている猫同士は、よくお互いに毛づくろいをしているのを見れば愛情があることは解りますが、寝姿がミラーリングしていたら、その愛情はかなりのものと思っていいでしょう。
 
また、赤ちゃんと同じ寝相の猫は、「その猫が赤ちゃんをとても大切に思っているしるし」です。
赤ちゃんと同じ寝相の猫
 
犬の飼い主を思う気持ちもハンパではありません。
そんな犬の思いが、飼い主さんの姿勢を真似ることになるのでしょう。
 
さらには、なんだか顔つきまで似てくるように思えてくることもあります。
これは、人同士でもよく見かけることではないでしょうか。
 
親子なら、遺伝ですから似ていても不思議はありません。
 
しかし、恋人同士や夫婦といったカップルの間でも、こういった現象はよく起こります。
 
たとえば「気難しくて無口な先輩が、朗らかな奥さんを持ってから、だんだん笑顔が増えて今では笑顔の似合う夫婦になった」
…なんてのも奥さんを愛した先輩が、無意識に奥さんのミラーリングをした結果といえるでしょう。
 
でもこれは、人が相手の気を引こうと思って積極的に似せている訳ではないのです。
「人は好きなものに無意識に影響されている」
といえば解りやすいかもしれませんね。
 
似た者カップルや似たもの夫婦は、「お互いを本当に大切にしている心の距離が近い二人」だと考えてもいいでしょう。
あなたの近くで顔つきやしぐさがよく似てきたカップルがいたらそれは、もうじき二人はゴールインするというサインかもしれませんね。
大切な人ができたら、自然にミラーリング効果は現れるということです。
 
そこで、これがわかったなら、有効に使いたいと思うのが人情。
体験談でもお伝えしましたが、ミラーリング効果はデリケートなので、使い方が重要です。
次はこのミラーリング効果をいかに有効に使うか、具体的に解説していきたいと思います。
 

ミラーリング効果活用法

ビジネス

心理効果はビジネスシーンでもっとも活躍するといっても過言ではありません。
キャバクラで働くホステスさんが使ったミラーリングもビジネスのためです。
ケアマネさんのミラーリングも、ビジネスといっていいでしょう。
接客の場面では効果的に使えるということですね。
 
しかし、これを接客に使う時は、相手に気付かれないようにしなければなりません。
そこで、ホステスさんとケアマネさんの行動を踏まえて考えると…
 

●相手の話す声の大きさ、速さを合わせる

話し声や話す速さには個人差があります。
高齢者だからと言って、ゆっくり話す人ばかりではありません。
年をとっても元気がいい人に向かって「おじいちゃん、これはですねー」なんてゆっくり大声で耳元でイライラさせたら終わりです。
その人の話し声や速度に自分の声を合わせましょう。
 

●相手と表情を合わせる

接客には、相手の言葉を聞くことが第一です。
ここでは、相手の表情もよく見て、同じようにしてみましょう。
ケアマネさんのように、痛い話をする時は本人も痛そうに話すものです。
そんな時は、自分も相手と同じような表情を作るようにしてみます。
大きな口で笑ってくれたら、自分も大口で笑って下さい。
 

●相手の言葉使いを真似る

人には口癖があるものです。
「ようするに」「それがさ」「私が思うに」「まあねえ」などなど、本人が無意識に使っている口癖をとらえましょう。
それを自分の話にも取り入れるようにしてみます。
 
これは、相手が自分の言葉使いに無意識なほど効果があります
そのあたりをよく確かめて使うのがいいですね。
 

●相手と動作を合わせる

営業では、テーブルをはさんでの話し合いが多いでしょう。
こんな時には動作を合わせるのも効果的になります。
相手が資料を手に取った時は、自分も何かの書類に手に取るなどしてみて下さい。
これらの方法を使えば、あなたが飛び込みの営業をしてもミラーリング効果が、相手のあなたへの警戒心を弱めてくれるでしょう。
 

恋愛

恋愛も一目で両想いになれたらこんな楽なことはありませんが、そうはいかないのが世の常。
だからこそ、相手の心をゲットするには作戦も必要です。
その恋愛ゲット作戦にもミラーリング効果を有効に使いましょう。
ただし、友人の体験談にあったように、やり過ぎないというポイントは押さえておいて下さい。
 

●一部を真似る

初デートの彼女が失敗したのは「おしぼりを広げて両手で顔を拭く」という女の子らしからぬ行為をしたためでした。
また、男女が逆のシチュエーションでの例を見てみましょう。
 
好きな女の子とのカフェでお茶している時、女の子が、テーブルに両肘を立てて、両手のひらで顔を支えてるしぐさをしたとします。
それをそのまま男子が真似したらどうですか?
ちょっと気持ち悪いですよね。
そこで、こんな時は、一部分だけマネをするのです。
 
たとえば、肘はテーブルにつかずに胸の前で腕を組み、片手のひらを顎に添える・・
手を顔に当てるミラーリング
こうした「手を顔に当てる」部分だけを真似してみましょう。
また、ミラーリングしたい相手が男子で大きく足を広げている・・なんて時は足をそろえて、足先だけ開くなどにしてみます。
あのホステスさんがやったミラーリングは、おしぼりで顔を拭くのではなく、指を拭きました。
こうしたさりげなさが効果をあげるのです。
 

●視線を合わせる

視線を合わせるといっても、見つめ合うのではありません。
これは、その前の段階といっていいでしょう。
好きな人と話すチャンスができた時は、相手が見る方向に視線を合わせるのです。
 
相手が窓の外を見たら、自分もそちらを見てみましょう。
相手の気になるところは、自分も気になるというアピールにもなります。
 
そうして、相手の視線があなたに向いたら、その時はあなたも相手を見つめて下さい。
これで作戦大成功となるわけですね。
 

●言葉を反復する

これはケアマネさんの技法でしたね。
相手が言うことを繰り返すことで、わかってもらえたという気持ちが湧いてきます。
 
「実は悩んでいるの」「悩んでいるんだね」
「昨日面白いことがあってね」「面白いことがあったんだー」
などとすれば、共感したいという態度になり、相手は安心感をもつのです。
 
これはカウンセリングでも活用されている方法です。
でも、これもやり過ぎには注意しましょう。
 

LINEやメール

今やLINEやメールはなくてはならない存在でもあります。
恋人たちにとってもこれは大切なコミュニケーションツール。
ここでもミラーリング効果を使って、恋人たちにもっと仲良くなってもらいましょう。
LINEやメールでは相手の顔や姿が見えないのに、どうやってミラーリングするのかって?
LINEやメールの顔は文章です。
文章にも個性が現れますね。
 
それをミラーリングするのです。
 

●文章でも反復を使う

口癖と同じように、文章にも癖がでます。
「・・・ダヨ」「・・ネ」というように最後の文字だけカタカナにする。
 
「そうなんだっちゃ」「そうだなも」など文字で方言を使う。
こうした、相手が楽しそうに送ってくる言葉を真似してみましょう。
 

●同じスタンプや絵文字を使う

LINEにはさまざまなスタンプがあって楽しいものです。
そこで、相手の使っているスタンプを使うというのもミラーリングになります。
相手の持っているスタンプをこっそり購入して「実は私も同じの持ってまーす」なんて言って使ってみて下さい。
 
また、絵文字や色も同じものを使うのがいいでしょう。
こうした場合、やがてあなたが使っていたスタンプや絵文字を相手が使いだしたらふたりの絆が強くなってきているしるしと思ってもいいでしょう。
ついに似た者カップルになる時がきたかも…です。
 

友だち作り

引っ越しなどで学校や職場、ご近所さんが一新されることがあります。
こんな時もミラーリングをして、すでにできている輪の中へ入りましょう。
 
まずは外見から真似ることをしてみます。
都会から田舎へ、あるいは田舎から都会への引っ越しはちょっとしたカルチャーショックが起こります。
 
そのショックから立ち直るには、まず周りをよく見て、その外見からミラーリングしてみましょう。
「郷に入っては郷に従え」なんて諺があるように、その地域ごとの特色を真似することから入るのです。
 
たとえば、ご近所さんが、日傘ではなく麦わら帽子をしている人が多いなら、自分も麦わら帽子を使いましょう。
こうしたミラーリングをする事で「私は敵ではありません」というアピールになります。
学校でも、職場でもこれは同じです。
 
また、好きな人へのミラーリングは、同性にも同じ効果があります。
同性なら、しぐさのミラーリングもしやすいですね。
 
でも、女性同士のミラーリングは、さらなる注意が必要かもしれません。
例えば、女子は自分のファッションをマネされると、少しなら嬉しいようです。
 
しかし、それが度重なると反発が起きて嫌われてしまいます
そのバランスが非常に難しいようなので、気を付けて下さいね。
以上で「ミラーリング効果」の解説は終わります。
ここでこれまでのまとめをしておきましょう。
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まとめ

今回はいろいろな場面で使うことができるミラーリング効果についてお伝えしてきました。
ミラーリング効果とは

  • ミラーリング・・相手の行動や発言を鏡のようにマネをすること
  • ミラーリング効果・・ミラーリングすることで双方の関係が良くなること

ミラーリングされた体験談

  • 初めてのデート
  • 初めてのキャバクラ
  • 初めての介護認定

ミラーリングの様々な事例

  • ミラーリングは無意識でも使われている
  • 似た者カップルがあるのは、ミラーリング効果のたまもの
  • ミラーリング効果は、人と動物、動物と動物の間でも起きる

ミラーリング効果活用法

  • 相手のしぐさをマネする
  • 相手の言葉を反復する
  • 相手と視線を合わせる
  • 相手の外見をマネする

LINEやメールでは相手と同じスタンプや絵文字を使う
※くれぐれもミラーリングしていることを気付かれないようにする
でした。
ちなみに、高校までは部活バカの僕の友人でしたが、社会に出てからは好きな女性ができました。
その時には、ミラーリング効果を知っていたので、一生懸命使いました(^^;)。
 
でも、女性って勘が鋭いですよね。
「なんかマネしてない?」
なんて言われてドキドキしたことが何回もあるそうです(;´∀`)
それでも、一生懸命がわかってもらえたのでしょう。
その女性のハートをつかむことができました。
 
その女性が今では僕の奥さんです。
ちゃんちゃん。
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