今回はサービスであったり、その物の価値を最大限引き出す方法についてお伝えしたいと思います。
これポイントは3つあります。
音声はこちら。
まずそのサービスだったり、その物は変えなくていいって事がひとつ。
もう一つは創造するって事です。
創造っていうのはイメージじゃなくて、クリエイトの方です。
創る方の創造をするって事です。
3つ目なんですけど、その手法はとりあえずブレインダンプすればいいって事です。
1個1個説明しますね。
まず商品そのものは変えないっていう事についてお伝えします。
商品の価値を最大限に引き出すっていうのがポイントなので、ミカンだったらミカンを新しい品種とかを売らなくていい訳です。
今あるミカンの価値をしっかりとお客さんに提供するって事ですね。
糖度がどのくらいとか、酸味がどのくらいとか、剥きやすいとか、そういうスペックの切り口で販売する方多いですけど、何も商品の価値っていうのはスペックだけじゃない訳ですよね。
結構前の話になりますけど、ホンダステップワゴンがめちゃくちゃ売れた時にスペックの説明なんてCMの中で全然してなかった訳ですよ。
こどもと一緒にどこ行こう。っていうCMやってましたけど、家族の時間が楽しくなるよーっていうような売り出し方をした訳ですよね。
だからこれと同じでミカンというのも、ミカンで家族団らんとかもあり得ますよね。
それも使ってもいいと思いますし、ミカンでお肌が綺麗になる美容を切り口にするとか、ミカンの余った皮で何かできるとか、お風呂に入れたらすっごい香りがよくなってリラックス効果があるから鬱病が治りやすいとか、そういう風な打ち出し方をすればいい訳ですね。
だから切り口を変えていくっていうのはすごく重要です。
つまり、その商品自体は変えなくていいって事ですね。
ポイントの2つ目が創造するっていう事でしたけれども、創造するっていう事はその商品にある価値をただ伝えるだけでいいんですよ。
その商品に元々ある価値っていうのを伝えるだけです。
さっき言った事と同じことが言えますけど、親子丼だったら親子丼の味で勝負するんじゃなくて別の角度から見て、安心できる味とか、そういう風な打ち出し方ができる訳ですよ。
そういう風に創造していくってのが価値創造の話です。
じゃあ3つ目、それをどうやったらできるんですか?っていう事なんですけれども、その手法としてはとりあえずミカンだったらミカンに関してどんな価値があるかっていう事を書き出してみる事です。
もう100個とかできるだけ書いてみて下さい。
そしたらいくつか斬新な切り口っていうのが出てくるはずです。
10個20個いった所で一旦詰まると思いますけど、そこからが勝負ですね。
50個いって60個いって、その先に出てくるアイディアっていうのが今までに無かったような新しい切り口であったり新しい価値創造になる訳ですよ。
もちろんその前に出てきたんだったらそれで構わないんですけど、そのぐらいのつもりでやってみて下さい。
今の商品のスペックを上げるとかじゃなくて、今の商品をそのまま使えばいいんですけど、その商品の価値っていうのをしっかりとお客さんに伝える為にそういうブレインダンプやってみて下さいね。
どんどん書き出してください。
そうすると今まで来なかったようなセグメントのお客さんも来るようになりますんで是非やってみて下さい。