秀吉VS光秀 大義名分の重要性

こんにちは。島津です。
今回は秀吉と光秀のお話からこれからのビジネスで重要な事柄をお伝えします。
 
秀吉も光秀も超有名なのでここでご説明する必要はありませんね?
どちらも超有能な武将でした。
しかしながら、何故秀吉には天下を取る事が出来、光秀には出来なかったのか?
その答えの一つは【人気】ではないでしょうか?
 
では何故秀吉には人気があり、光秀になはなったのか?
 
本能寺の変を起こした光秀は、世を室町幕府の時代に戻そうとします。
室町幕府の時代にいた守護などを、元の領地に戻したりしますね。
これに対して各地の武将が不満を募らせる訳です。
 
それはそうですよね。
だって自分がせっかく手に入れた領地をまた取られてしまう訳ですから。
 
人情というものです。
 
でも、そこが光秀には分からなかった。
いや、分かっていたかもしれないけれど、結果的には無視した形になった。
 
だから誰も光秀に協力せず、期待していた援軍を確保出来なかったんですね。
 
人気がないから。
 
一方秀吉はと言うと・・。
 
本能寺の変で信長が死んだ事を知った秀吉は信じられない早さで京都に向かいます。
所謂『中国大返し』ですね。
また、各地の武将に手紙を送ります。
『お屋形(信長)様の弔い合戦をするから力を貸してくれ』と。
 
『お屋形(信長)様の』というのがポイントですね。
お屋形様の為だったらと、人が集まってくる訳です。
 
これがもし
『俺(秀吉)が光秀を討つので・・』だったらどうでしょう?
下賎出身の秀吉嫌いの武将はまだまだたくさんいた訳で、
「だれがあんな奴の味方などするものか!」
となってしまいかねません。
 
人が集まらない。
 
だから様子見をしていた周りの武将も集まらない。
 
しかし、お屋形様の為だったらと武将が集まる。
 
集まった勢力を見て秀吉有利とみた武将達が集り、大勢力となるんですね。
 
ポイントは『お屋形様の為』
 
つまり大義名分なんです。
 
これを上手く使えたからこそ秀吉に人気が集まり、ひいては有利な体勢を築けたと言っても過言ではないと思います。
 
よろしいでしょうか?
 
大義名分。ですよ?
 
これって様々な所で使われています。
特に政治の世界では憲法改正や立法の話し合いで必ず登場します。
 
「◯◯の為に△△という法律を施行したい。」と。
 
お年寄りの生活をほぼする為に税金を上げる。
国民の生活を守る為に憲法を見直す。
などなど。
 
自分の言い分を通す為に大義名分を使う訳です。
誰もが(あなたが)望んでいることを実現する為に△△をしましょうって。
 
この考え方は非常に重要です。
 
大義名分(輝く世界)がないとだれもついてきてはくれないのです。
 
だれもついてきてくれない=負け
 
室町幕府の時代に戻すではだれもついてきてくれないので負けるのです。
 
よろしいでしょうか?
 
あなたがどこに向かいたいのか?
つまり大義名分(理想の世界)を一度明確にされてみて下さい。
 
そしてそれを発信してみて下さい。
 
情報発信はそこから始まります。
 
ちなみに僕が一緒に行きたい世界は
【大切な人たちを守れる世界】です。
 
稼ぐ力が無いから1泊2日で熱海しか行けないとか無い世界です。
本当は5泊7日でハワイに連れて行ってあげたいのに。
稼げないから我慢させざるを得ない。
 
そんな人生を早い所脱出させてあげたいと思っています。
 
一緒に理想の我慢だらけの世界から抜け出しましょう!
 
 
 

この記事を書いた人